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会いたくて会いたくてたまらなかった
Aが目の前にいる…
こんなにも会いたかったのに
いざ目の前にすると
緊張した。
嬉しいのに
何から話したらいいかわからなくて
嫌われてるのが怖くて…
沈黙が続いた。
ちゃんと話さなきゃッ
そう思った時➖‼
きゃー‼きゃー‼
ペン達が俺を見つけて追いかけてきた
《マズイッ》
そう思った俺はとっさに
EH「Aゴメンッッ」
A「えっ？」
そう言うとAの手を掴んで走り出した
A「‼ッちょっと‼ヒョクッ‼‼」
EH「いいからッ‼走って‼」
俺はAの手を掴んで走った。
心臓がバクバク波を打つ
苦しいだけじゃない
必死に走ってるからじゃない
時折聞こえるAの荒い息使い
段々、汗ばんでいく
手の温もり…
Aと一緒にいる
それだけで全てが満たされていく
だいぶ撒けた時、近くにあった路地に身を潜めた…
EH「ハアハアハアハア」
A「ハアハア…」
どサッ
俺はその場に腰を下ろした
A「…ッこんなに走ったの久しぶり…」
EH「ッ俺も…」
そう言うとお互い目が合った。
…ぷっ
お互い髪は乱れ
顔も真っ赤になって
そんな姿が可笑しくて2人で笑った
A「もう、急なんだもんwビックリしたよー‼w」
乱れた髪をなおしながら
ふわっと微笑みAが言った
EH「…ゴメン」
俺がそう言うと
A「ぷっ」
また彼女が笑った。
A「ゴメンゴメン^^だって、ヒョクさっきからゴメンしか言わないから可笑しくてッ^^」
そうだ…俺は今までAを傷つける事しかしてなかった…
Aにゴメンって言った記憶すらない…
EH「ごめん…」
ほら〜って言ってまた笑った。
EH「A.今日、少しでいいから俺に時間をくれない？」
A「えっ？」
EH「本当少しでいいんだ‼約束あるならその時間まででいい‼」
必死に頼むと…
Aはう〜んと考えながら
A「…少しなら…」
そう言った。
これが最後のチャンス
ちゃんと伝えなきゃ
そう思いながら
俺たちは歩き出した…
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作者名：yuulee | 作成日時：2014年9月8日 19時
