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自らおかした罰なのに
胸が痛くて、苦しくて
誰かに助けてもらわないと歩くコトすら出来なかった。
なんて惨めなんだろう…
いつも、自分が1番カッコイイって思ってたのに
気付いたら誰よりもカッコ悪い奴になってた。
DH「ヒョク…？よく聞いて？」
ドンへは泣いてた
DH「ヒョクの気持ちはわかるよ。ケド間違ってる。こんなコト良いわけないだろ？」
コクンと頷く
DH「Aはお前が全てだった。何年もお前の側で支えて来たんだよ？他の子と同じはずないだろ…」
ドンへが言葉を詰まらせながら俺に言う。
DH「今のヒョクに出来る事は恥ずかしくない人間になるコトだと思う。わかるよね？
だから…
もう、こんな事やめよ？やめなきゃだめだよ…」
俺は頷いた。
ドンへの言葉が痛いくらい胸に刺さった
EH「俺…変わったらまたA…戻ってきてくれるかな…？」
俺がそう言うと
ドンへはにっこり笑って大きく“うん”と言い
俺を抱きしめた。
DH「1人じゃない。みんな居るから。誰もお前を見捨てない。だから一緒に頑張ろ？」
“1人じゃない”その一言に救われた。
同情だとわかってても、もうAは戻っては来ないってわかってても
同意してくれて
そばに居てくれるコトが嬉しかった。
心の中ではずっと
誰かにSTOPをかけてもらうのを待ってた。
自分では何一つ出来なくて、こんなにもズルイのに…
こんな俺の為に泣いて、こんな俺を抱きしめてくれる
なのに、俺は自分の事だけしか見れなくて
Aだけじゃなくて、大事な仲間まで傷つけてた…
その日、沢山ドンへと話をして沢山泣いて.沢山寝た…
次の日、2人ともあまりにヒドイ顔で
当然、マネヒョンに怒られた。
だけど、心は少し軽かった。
人間は1人では生きていけない
ダサくていい。
かっこ悪くてもいい。
次にAに会った時
恥ずかしくない男になってるようにならなきゃ
俺は
ケータイのデータを全て消した。
それで変われるなんて思わないケド…
今までの自分を捨てるんだ。
もう一度Aの笑顔が見れるように。
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作者名：yuulee | 作成日時：2014年9月8日 19時
