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それでも俺は愚かだった。
淋しさと根拠のない自信、自惚れ…
みんなが呆れるくらい
沢山の女と出会っては別れ
遊びに遊んだ
だけど、そんなんじゃ全く満たされない
それどころか、心にぽかんと穴があくばかりだ。
それなのに、プライドが捨てられない自分…
惨めになるのが嫌で
カッコ悪い自分が嫌で
虚しくなるだけだった…
1人になって思うのは
Aと別れた後悔だけだった…
そんな自分が嫌で
毎日、飲めない酒を飲み
毎日違う女に偽りの愛をつぶやく…
Aがいないだけで
情けない位こんなにも弱いんだ…
何時もの様に、酒に酔い女を抱いたあと
俺は宿舎に帰ってきた…
すると、そこにはいかにも不機嫌な顔をしたドンへが立っていた。
DH「…酒臭い…それに何？その安っぽい香水の匂い…よくそんなんで帰ってくるよね…」
EH「…お前に関係ないだろ」
最近、いちいち引っかかってくるドンへにイラっとした
そのまま、フラフラした足取りで部屋に戻ろうとすると
DH「みんな迷惑してる」
その一言にカチンときた
EH「俺がいつ迷惑かけたんだよ‼仕事だってちゃんとやってるし、最近ファンも増えたし、
ヒガミか⁇何しようが俺の勝手だろ？」
もう止まらなかった…
EH「バレないようするから安心しろよ。ちゃんとSJではウニョクやるから。」
ドンへは目に沢山涙を浮かべてた…
DH「ヒョク…変わったね…」
プツっと何かが切れた。
EH「…俺はお前とは違うんだよ！いい子ちゃんは仕事だけで十分だ‼変わったって？笑わせんなっ！馬鹿見たいに笑うのも、愛だの恋だの言うのもうんざりなんだよ。」
俺はAだけじゃなく、親友までも傷つけた
ダメだ。泣きそう…
すると、ドンへが
DH「…そうだね。ヒョクとは違う。俺、頭は弱いけど…ちゃんと大切にしなきゃいけないモノはわかってるから。」
涙がでた…
DH「…ヒョク…？」
EH「俺がバカな事位わかってるよ‼Aを傷つけて、泣かせて…自分から別れたのに…
後悔ばかりして…Aを失ってからじゃ遅いのに、何も気付けなくて、失ってからしか気付けなくて！」
俺は泣きながらドンへにぶつけた…
EH「お前まで、傷つけて、メンバーにも迷惑かけて…だけど、1人が嫌で自分に酔って、自惚れて…
あんなヒドイ事言ったのに、苦しいんだ…
…Aの事忘れられないんだよ…」
俺は泣き崩れた。
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作者名：yuulee | 作成日時：2014年9月8日 19時
