【BTS】ユンギヒョンがご乱心じゃ！ (ページ49)

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49.END？ JK side ページ49

※JK side

ユンギヒョンが飛び出してから、
もう練習を続行する事はできなかった。

犯人は極端な思考を持った極一部のARMY。

殺人未遂を犯した人以外にも、
ヌナの就任で心無い言葉を発信した人もいたんだ。

それがARMYである事実。

そして僕らもただAヌナを励ましたりするだけじゃなくて、
もっと何かしらできたんじゃないだろうかという後悔。

現実を受け入れる時間が必要だった。

ユンギヒョンからの連絡を待ちながら、
誰に言われたわけでもないのにその場から動かない僕達。

暫くしてマネージャーのスマホが鳴り、
そんな僕達の心情を理解してか機転を効かせてスピーカーにしてくれた。

Aヌナは思った以上の大した怪我はない等、
先程まで言葉が出なかった人とは思えないぐらいのトーンで淡々と話すユンギヒョン。

そしてその穏やかな声に気付いた人はきっと僕だけだ。

想いが通じ合ったであろう幸せ感が伝わってくる。

どうしていつだって気付いちゃうのは僕だけなんだろう。

飛び出した時点でユンギヒョンがヌナを好きだと言う事は皆が分かった事なのに、
こうしてユンギヒョンの穏やかな声とか、
ヌナに対するちょっとした変化がこんなにも面白い……じゃなくて、
こんなにも喜ばしい事なのに、
僕だけが気付ける楽しみもあるのだけど……
誰かと共有できないもどかしさがある。

JK「そばにいてあげてください。」

まったく、うちのヒョンは仕方ないですね。

クールで、無気力で、無関心で、無表情なのに、

Aヌナの事でこんなにも取り乱して……

Aヌナの前だと本当に穏やかで楽しそうで……

僕はそんなユンギヒョンが好きで、
ユンギヒョンをそんな風にできるAヌナが好きだった。

後は退院したヌナが伸び伸び仕事ができるように、
PDにヌナの待遇について申し立てをして、
メンバー全員の意識を統一させて、
ARMYに発信していくから、

Aヌナはユンギヒョンにそばにいてもらいながら、
今はまだゆっくり休んでください。

しかし、
今後の二人の展開を想像するだけで楽しそう。

ドタバタのユンギヒョンが好物なのは僕だけかな？

気になる方、続きはWEBで！

なんちゃって。

END？

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なんとか完結できました…。
まさかの事故落ち。

ここまでお読み頂きありがとうございました。