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35.さすがはキムテヒョン JK side ページ35

※JK side




やってくれたなテヒョンヒョン。


なんというタイミングで聞いてくれてんのさ。


そして僕の華麗なる「ヌナはグクペン♡」攻撃は見事全員にスルーされたじゃないか。


ブーメランのように僕に戻ってきた攻撃にたじろぎながらも、「さてユンギヒョンはどう出るかな?」とワクワクしていたら、あの人とんでもない兵器を出しやがった。




YG「俺なんかがタイプなわけねーだろ。」



( なんてこった。 )




エレベーターの中で白い息が出そう。


いくらなんでもそら冷たいよユンギヒョン。


しかもそれずるいやつだよ。


色々相手の子が意識しちゃうやつじゃん。



本当にタイプだったら、「タイプだったのに…遠回しに拒否られたのかな?どういう意味なの?タイプだよって訂正しちゃおうかな♡」ってなるよ?


本当にタイプじゃなくても、「え?なにそれ?私に気でもあるの?ちょ、恥ずかしい♡」とかなっちゃうやーつ。



なんて思ってたらAヌナは違ったみたい。


顔が青ざめてるよ唇紫だよチアノーゼだよ。





『わ、私のタイプは……一緒にいて楽しくて、でも安心感のある誠実で落ち着いた人です。』





( やだそれユンギヒョンじゃーん。)




ちーん。


エレベーターが地下の駐車場に着いたのと、僕の想いがお陀仏になった知らせが同時に訪れました。




TH「え、それって……」


JK「せい!」


TH「ふごっ。」




ダメだこのヒョン。

一回やっつけとかなきゃ。



( ちょっとテヒョンヒョン、後で話あるんで。 )




このテレパシーが、この四次元にどうか伝われ。





______________________________

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作者名:kee x他1人 | 作成日時:2018年9月16日 23時

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