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31.曲者揃い JK side ページ31

※JK side





TH「へーここがヌナの仕事部屋なの?」


JK「テヒョナヒョン!?いつの間に!」


TH「え?ずっといたよ?」




不覚だった。


他のメンバーと練習部屋に直行したのかと思ってたのに、まさかテヒョンヒョンがついてきてきたなんて。




TH「入らないの?ユンギヒョンいるんでしょ?」


JK「いやー……」


TH「ジョングガ行かないなら僕行くからね?」


JK「まてーい!」


TH「ふごっ。」


JK「戻りますよ。」


TH「ふごっふごごごっ!」




テヒョンヒョンの口を手で塞ぎながら首に腕を回し、引きずるように来た廊下を戻った。





TH「なんでー?Aヌナの部屋に入ってみたかったのにー!」



エレベーターの中で不服そうにいじけるヒョン。

この人はダメだ、兎に角空気が読めないから。


ユンギヒョンをからかいつつ絶妙なバランスでちょっと助太刀してあげようと思って部屋の前まで来たのだが、テヒョンヒョンのせいで……




TH「ヌナに会いたかったなー。」


JK「どうせあと少しで来ますよ。今日は現場の担当だって言ってましたから。」


TH「そうなの?ならなんでジョングガは行こうとしてたの?」


JK「ちょっとヌナに用事があったんですよ。」


TH「変なのー。それこそあと少しで来る時でいいじゃん。」



( おー!なかなか鋭い! )



TH「でもさー、なんで急に戻らなくちゃダメだったの?」


JK「それは……。」



( あんたが空気読めないからだよ察してくれ。 )



TH「あ、さてはお前一人で抜け駆けする気だったなー?」


JK「いやユンギヒョンいるから抜け駆けじゃないでしょ。」


TH「そうか!じゃあなんで?」



( もうやだこのヒョン、誰か助けて。)



JM「あれ?お前ら何してたの?」



エレベーターを降りるなり遭遇したのはジミンヒョン。




TH「聞いてよジミナ、ジョングギが意味不明なんだよ。」




テヒョンヒョンがブーブーと一連の流れを説明すると、さすがは八つ当たりされたジミンヒョンが察知した。



( 助かっ… )



JM「おいジョングガまさかお前、またユンギヒョンにイタズラする気だったな!?ふざんけんなよーもう八つ当たりはごめんだからなー!」


TH「あ、そうだったの?」




そう言ってジミンヒョンは僕の肩をバシバシ叩く。

違うし痛いけど、結果オーライ?








( ユンギヒョン、助太刀できずごめんなすって。 )






______________________________

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作者名:kee x他1人 | 作成日時:2018年9月16日 23時

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