16.八つ当たり YG side ページ16
※YG side
競歩の選手ばりに早歩きで駐車場に来た。
車に乗り込んで早速ジミンの隣に座る。
俺史上最速だな。
まじ金メダル。
YG「ちょっと失礼。」
JM「え？……いったー！！ちょ、ヒョン、いだいー。」
YG「うるせー大人しくやらせろ。」
HS「言い方が卑猥！！」
ジミンのほっぺたをツネったまま、何回かぐるっと回してピンッと手を離しただけだ。
JM「僕が何したって言うんですか！！」
YG「弟の仕業の連帯責任だ。」
HS「ジミンのリアル弟の話？ジョングギならヒョンの弟でもあるじゃ……あいだっ！！」
YG「あーホソガ、悪い、足が滑った。」
一人掛けの席で優雅に座るホソクに俺の長い足が当たっただけ。
俺は悪くない。←
HS「ヒョーン。」
JM「何をそんなに荒れてるんですか、全く。そしてそのやらかしたジョングギはどうしたんですか？」
YG「知らねー。」
もういっそ置いて行くか？
いいんじゃね？
自業自得じゃん。
あれ？
でもそしたら二人きりの時間が増えんじゃね？
ダメじゃん。
スタッフだってまた迎えに行く事になって二度手間だし、この後の仕事も押すじゃん。
ダメじゃん。
( あーむしゃくしゃする。 )
YG「ちょっともう１回やらせて。」
JM「やだー！！やめてー！！助けてー！！うわあー！！」
何が告白だ。
今は恋愛なんてしてる場合じゃねーんだよ。
てか俺もじゃん。
何が誤解だよ。
告白以外にも何かあったってのか？
知るかんな事。
( あーくそ、やってらんねー。 )
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作者名：kee x他1人 | 作成日時：2018年9月16日 23時
