# ページ25
You side
『…なんで、ラウが辞めるの、そんなの絶対許さないよ』
ラウ「だったら！Aちゃんもやめないでよ…。」
泣きながらそう叫ぶラウールの姿に、心臓が嫌ってほど締め付けられる。
『…やめないよ？ちょっと、お休みするだけ』
ラウ「でも、SnowManじゃなくなるんでしょ？もう一緒に歌ったりできないんでしょ？」
絶対やだよ、そう言いながら私の手を握るラウール。
『皆を信用してないから、相談しなかったんじゃない。病気になったってわかった時も、みんなに言わなきゃって、思ってた』
渡「だったら…『駄目なんだよ』」
『私がいるグループは、みんな無くなっちゃうから。私が、無くしちゃうから』
病気が判明する前、SnowManとして活動を始めた時から考えていた事。
誰にも相談せず、1人で決めた本当の理由。
私の言葉に、ふっかが苦しげな顔をする。
『…そういう顔、見たくなかったから。だから、言いたくなかったの』
無理やり作った笑顔を貼り付けてふっかを見る。
いつか、ふっかが話してた
“今までのグループが全部なくなってしまったから、このグループだけはどうしても守りたい”
『私も、同じなんだよ。このグループを、皆を守りたい』
『勝手でごめん。どれだけ謝っても許してもらえるなんて思ってない。』
『どれだけ私の事を恨んでも、嫌いになってもいい。でも、
アイドルっていう仕事を、ジャニーズを、嫌いにならないで』
零れそうになる涙を誤魔化して、私は部屋を出た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 983人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうさん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます。こんな駄作を好きと言っていただけて本当に嬉しいです (2019年11月1日 23時) (
レス) id: e2de7fdb6a (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 最初のところが書きたくて書いたと、書いてあるんですが、私は、このお話がとっても好きで最後まで感動して泣いてました。 (2019年11月1日 19時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうさん(プロフ) - からくりさん» あ、すいません、直しますね (2019年10月31日 21時) (レス) id: e2de7fdb6a (このIDを非表示/違反報告)
からくり(プロフ) - ロックオンのロックはLです(T . T) (2019年10月31日 20時) (レス) id: 177dcb1bf7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうさん(プロフ) - 萌楓さん» すいません変換が仕事してませんでした…ありがとうございます！ (2019年9月10日 6時) (レス) id: e2de7fdb6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうさん | 作成日時：2019年8月26日 22時
