ガチ恋Lv.MAX【ky】* ページ1
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『スパチャありがとうございます〜！』
「はっ、1000円なんて端金だろ」
他のリスナーのカスみたいなスパチャ額を鼻で笑い、堂々の赤スパを投げ付ける。この配信では有名人な俺が赤スパを投げれば、コメント欄は大いに盛り上がった。
『すーぱーまんさん！？また5万円も！？！』
画面の向こうにいる君は驚いて、持っていた銃を乱射し始める。せっかく集めた銃弾が勿体ないよと思いつつ、何回投げられても慣れないAがひたすらに可愛かった。
『引越し完了したので……って私に5万も渡す必要ないよ〜5万円もあれば新しい家電買えるよ？！』
「あ゛〜ほんと優しい。女神」
もう一発赤スパ投げ込みたいところを、グッと堪える。ここぞというときに投げ込まないと。
『そういえばすーぱーまんさんがこの間ね？ずっと欲しいって言ってたおっきいクマのぬいぐるみを事務所に送ってくれたの！！嬉しくて実況部屋に飾ってるんだ〜ありがとうすーぱーまんさん！！』
そう言ってAは椅子の隣に置いてあるぬいぐるみを撫でた。今日はバタバタしてたから顔出し無しって言ってたけど、俺が送ったクマ柄のパジャマ着ていつも通りめちゃくちゃ可愛いのに。普段のコンタクトじゃなくてメガネなのも本当にあざとい子だよ。
『ふあぁ〜もう日付変わっちゃったね〜そろそろ終わろうかな』
大あくびして本当に眠そう。今日は仕事長引いてきっと疲れたよね？その後はいつもの挨拶をして、配信は切られた……はずだった。
『んーー……お風呂お風呂〜』
可愛い独り言が、全世界に配信されているではないか。途端に盛り上がり始めるチャット欄。これは本人に伝えてあげないと、うっかり炎上なんてことが有り得るかもしれない。
俺はモニターの前から離れ、洗面所で軽く寝癖を直した。AのグッズTシャツの上からパーカーを羽織り、サンダルを履く。
玄関を出て三秒。隣の部屋のインターフォンを押した。
「……はい？どちら様でしょうか……？」
「夜分にすみません。隣に越してきた者です」
こんな夜に挨拶にくる隣人は不審だろうか、Aの眉間にシワが寄り始める。
「そうですか……よろしくお願いしますね」
いつもより低い声で冷たく呟いたA。酷いなぁ、君が今着てるお高いパジャマは俺からのプレゼントだっていうのに。
「あ、ちょっと待って」
閉めようとした扉に足を引っ掛ける。彼女の怯えた声が漏れた。
「配信、付けっぱなしだよ」
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いちご丸 - 素敵..本当に素敵です！特にうっしーの話がグッと来ました..!大好きです。 (1月4日 1時) (
レス) @page4 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
なみの - キャラ崩壊が全然無くて実況者様一人一人の魅力が伝わってきました！とっても面白かったです( ＾∀＾) (12月27日 22時) (レス) @page8 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
ふゆこ(プロフ) - 私もドームイベ行きました！！最高すぎましたね！！！！共有したい気持ちがわかりすぎて思わずコメントしてしまいました♩これからも楽しみにしてます！ (6月3日 23時) (レス) @page7 id: fe6b1e796f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ。 | 作成日時：2023年4月29日 23時
