■ ページ5
「Aー名城で学園祭に参加しようと思うんだけど、参加できる？」
『いつあるんだっけ？10月末だったっけ？』
「うん、30から11/1」
『誕生日じゃん、おめでと』
「いやいやAもね？誕生日だけどね？そしてまだだからね？」
『たぶん参加できる「いやいやAちゃん、危なくない？この前あんなことがあったんだよ？」
『はぁそれ！それが嫌なの！大丈夫だって！』
「う、だけど…」
「まあ、りょうの心配もわかるけど、大丈夫でしょ。俺らもいるし、Aも何かあったらちゃんと言うよね？」
『うんうん。ちゃんと言う。だから、ね、りょうお願い』
ソファの下に座ってる私とてつや、上に座ってるりょう。りょうの方を振り向いたら生まれる高低差を利用してお願いする。
「はぁ…」
って言って、ちょいちょいって手で私を呼ぶから、ん？って立ち上がると手を取られて、りょうを向いてあぐらの上に乗せられた。
「俺がAちゃんのお願いに勝てないのわかってて今のやったでしょ？」
『ん？なんのこと？それより重いよ』
「ちょ、え？近い近い近い」
「重くないよ。じゃあねAちゃん、お願いがあるんだけど」
『うん？』
「テントからは極力出ないでね？出るときは、俺も一緒に行く。トイレでも休憩でも」
『連れションするの？』
「女の子がそんな言葉使うんじゃありません」
「いやあの、2人とも近いんだけど！Aを返せ！このっ」
ふむ、まあ、そのくらいなら全然大丈夫だと思う。今回学園祭をまわったりってのは難しいだろうし、基本テントだろうから。
それにしてもてつやわちゃわちゃしてるなあ、伸ばす手はりょうから見事にあしらわれてるけど。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
「あ、入っていいよー！」
『としみつとしばゆー？』
「うんそう。今日まず俺としばゆーで撮るから、3人はこっちの部屋いて、呼んだら来てー」
「え、内容は？」
「ん？まあ、そのうちそのうち」
「はろーはろー皆の衆ー」
『おはよー2人ともー、てつや部屋でしばゆーと先に撮るって言ってたよー』
「んー？おっけー」
「え、なに？今日の動画」
『んーわかんない』
「てつや教えてくんなかったね」
「んでなに？その格好」
『ああ、りょうにお願いしてたの。学園祭に私も参加すること』
「ああ、え、A参加すんの？俺3日ともは行かんから心配」
「ほら、としみつも同じこと言う」
んーまあ、心配されても行くけどね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Knymal01(プロフ) - 作品とても面白かったですー！もし、続きでるようであれば喜んでみたいですー！ (2018年8月30日 23時) (
レス) id: 346c2647c9 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - かまきりさん» やる気減中でして…お待たせして申し訳ないんですがやる気が出次第頑張ります(;_;)応援ありがとうございます！！ (2018年8月8日 17時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
かまきり - 更新楽しみにしています！ (2018年8月4日 16時) (レス) id: 44f31d8daf (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - もちさん» コメントありがとうございます！続編を書かせていただけるなんて、もち様のように読んだりコメントくれたりしてくれるからです！ありがとうございます(*´∀`) (2018年6月17日 10時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 続編おめでとうございます！ (2018年6月17日 3時) (レス) id: a60808041c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひまわり | 作成日時：2018年6月16日 20時
