□てつやside ページ3
「俺もな〜姉ちゃんには苦労させられたんだよ〜」
「友達の前でも抱きついてくるからさ〜彼女できんできん。姉ちゃん無駄に外見いいせいで誰も俺の彼女に立候補してくれなくなるんだよ、それに男どもからは紹介してってうるせえし、やるわけねぇだろお前らなんかによ〜て」
「お前らも理解してくれるよな！？」
居酒屋を出て、事務所の上の叔父さんの家に行っても、まだ男飲みは続いている。
叔父さんのAのお母さんへの愚痴が止まらない止まらない。Aのお母さんはブラコンなため、弟である叔父さんへのスキンシップも激しかったらしい。でも途中途中で挟んでくるこのAのお母さんのこと好きなんだなあっていうシスコンぶり。なんなん、じゃあいいやん。
「でも、Aちゃんのお母さん見てたら、目肥えませんか？」
「りょうくん！そうなんだよ！姉ちゃんよりいい人見つからない！Aちゃんも可愛いからお前らも苦労するだろ？勝てる女の子周りにいる？」
いる？って聞きながら、目はいるわけないよな？って言ってる。こわい。
叔父さん酔ったら饒舌になるから話し続けるんだよな〜これ終わるのか？
「まあ、あんまいないっすね。基本俺らA大事にしちゃうんでその点でも理解が得られないし」
「そう！そうなんだよ！別に姉ちゃんと買い物行ってもいいやん！姉ちゃんの誕プレ彼女と選んでもいいやん！姉ちゃんとご飯食べるのだって仲良いだけやん！なぜ！それに嫉妬する！ああもう無理！まあでも、お前らがAちゃんに俺と同じようにしても、血繋がってないし、尚更理解得られんだろなあ」
「そうですよね、ただ、昔からの俺の可愛いお姫様なのに」
「ぶふぉっ」
「てつやきたねえ」
「いや待って！？なんでりょうのお姫様発言に誰も何も反応しないの？さらっと、さらっとお姫様って言ったよ？」
「てっちゃんは昔、Aちゃんのこと可愛すぎて天使とか妖精じゃないかって疑ってただろう。どこかに消えないか心配で夜も手繋いで寝てたの忘れたのかー？」
「やめておじさん！その黒歴史！」
「てつやもりょうも同じやん」
「としみつも大概だからなー入学式の日やべえおれ桜の木の精霊見たって言い出したじゃん。厨二かと思ったもん俺。そしたらそれ桜の木の下に立ってたAちゃんっていう」
「ははは、お前ら大概拗らせてんなあ〜〜。大好きすぎだろ」
愚痴かのろけかわからん話しながら、まだまだ続く男飲み。
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Knymal01(プロフ) - 作品とても面白かったですー！もし、続きでるようであれば喜んでみたいですー！ (2018年8月30日 23時) (
レス) id: 346c2647c9 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - かまきりさん» やる気減中でして…お待たせして申し訳ないんですがやる気が出次第頑張ります(;_;)応援ありがとうございます！！ (2018年8月8日 17時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
かまきり - 更新楽しみにしています！ (2018年8月4日 16時) (レス) id: 44f31d8daf (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - もちさん» コメントありがとうございます！続編を書かせていただけるなんて、もち様のように読んだりコメントくれたりしてくれるからです！ありがとうございます(*´∀`) (2018年6月17日 10時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 続編おめでとうございます！ (2018年6月17日 3時) (レス) id: a60808041c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2018年6月16日 20時
