愛し子の目覚めと女神の違和感 ページ13
「あ…ごめんなさい。うるさかったわよね」
目を擦りながら起き上がったマリーさんはいつもより幼く見え、微笑ましくて思わず笑みを溢す
「いえ。それより、忘れていたことがあって……」
目覚めたマリーさんに違和感を覚えつつ、私は軽く首を傾げる
「忘れていたこと？」
「はい。私…というか、フォスター公爵家が贔屓している〈アレグレア商会〉のお召し物をご用意させて頂きました。動きやすいようなお召し物ですので気に入って頂けると嬉しいです」
「マリーさんが用意してくれたの？」
「はい。お父様には内緒で用意させて頂きました。お父様は、私が自分以外の者の為に何かを用意することをとても嫌がるので……」
「ごめんなさい。嫌な思いをしなかった？」
「大丈夫です。お父様は、母との差異には過剰なくらい反応する人ですけれどそれ以外のことには全く興味ないので」
「そう……」
ホッと胸を撫で下ろすがどうも違和感が拭えない。視えるマリーさんの魂にも何の異常もないのに、だ
「隣の
と、マリーさんの視線が私のお腹辺りに動き、つられて私も自身のお腹を見下ろす
「……そうね。元女王としても女神としても色々問題だわ」
ドレファスの技が掠ったことでブラウスの右側腹部辺りが破れ、素肌が見えている。基本的に裸を見られようが、着替え途中を見られようがあまり気にしない私だが、とりあえずの常識は弁えている。…と思う
「アリー、レオン、ちょっとだけマリーさんを頼める？」
「りょーかいです！」
「任せろ！」
ピシッと敬礼したアルテミスとグッと親指を立ててサムズアップをしたレオンハルトに軽く噴き出した私はヒラヒラと手を振って隣の
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pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» 返信ありがとうございます。また何かありましたらお教え頂けますと幸いです (2021年7月4日 20時) (
レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ありがとうございます！今読みました。これからも面白い小説頑張ってください！応援してます！ (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。今、消しましたのでご覧頂けると幸いです (2021年7月4日 19時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 国王陛下の帰還が同じセリフがあります (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストライアー | 作成日時：2021年7月3日 22時
