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小｜中｜大｜「今、同じ浮石に立つ者同士こそ、運命に選ばれし共闘者なり……。さあ…互いの生死と誇りを託し、存分に戦うが良い！！」

　王の如く大喧嘩祭りの参加者に告げるのは、〈十戒〉『忍耐』のドロール。…またの名を、"独眼の神・バロール,,



「キャアー！！」

　運命に選ばれし共闘者。その中には、女神の使徒たる人間の国の王女と聖女と呼ばれる妖精の姫もいた



「妖精王ハーレクイン。…当代の妖精王よ」

　女神が告げる、妖精の正体。二人の〈十戒〉は、現役がどれほどの力を持つのか…代理を使って試す



〔俺は祭りに優勝して、心を手に入れる〕

　人形は告げる。己が欲する、譲れぬ願いを



「さあ……！！身を以て償わせてあげよう。心を弄んだ大罪を……！！」

　〈傲慢の罪〉が告げし余興の終わり。太陽の主の一撃を以て、新たな戦いの幕が開ける



「…女神は宿命。どんな犠牲を払っても、世界を導く使命がある」

　命あるもの全てを愛し、護る、霊魂の女神。昼と夜を象徴する女神の双眸に映るのは、希望か絶望か。清濁を併せ呑み、いかなる苦痛も受け止める女神。しかし、その心は徐々に蝕まれ、壊れていく執筆状態：続編あり(完結)