絆 (ページ15)

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14 Ryousuke.S ページ15

処置室に入って数十分

看護師が出たり入ったりして忙しい

それから少しして、大野先生とベットで眠っている知念が出てきた

涼「大野先生！」

大「涼介」

涼「知念、大丈夫何ですか?」

大「一応ね。でも少しだけ入院かな?」

涼「そっか…」

大「後で話しあるから良いかな?」

涼「はい」

いつもの診察室に入って待ってると、診断結果を持ってきた大野先生が入ってきた

涼「どうだったんですか？」

大「入学式、今日だよね？疲れからくる発熱でたいしたことないよ。でも、さっきの咳で発作が起きたんだよ。で、心臓の方が少し悪くなってた。だから、そろそろしない､移植?結局は侑李次第だけどいい方向で考えて欲しいんだ。」

涼「そうですか。」

大「でも、今回の入院は熱が下がったら退院だから。」

涼「...」

出ちゃったんだ、発作。

大「高校どうだった?」

涼「珍しく友達が出来たらしいです。」

大「頑張ったんだ。涼介は?」

涼「俺も出来ました。でもその友達が、知念の友達と知り合いで。なんか凄くないですか!?」

大「凄いね〜」

涼「先生?相談何ですけど、その友達が上級生とJUMPっていう暴力団入んないかって、誘われたんですけど…」

大「涼介はどうしたいの？」

涼「俺はやりたいんですけど...」

大「じゃあやればいいじゃん。高校でも今までみたいにサッカーしてJUMPやって侑李と生活してけばいいんだよ？」

涼「でも知念が…」

大「侑李はおいらが説得するから、2人ではいればいいんじゃない?」

涼「良いんですか？」

大「いいよ。でも、無理はしちゃだめだよ?後、JUMPの子達にちゃんと侑李のちなみに病気を説明して上げて?後、侑李と同じクラスの子にも。」

涼「はい！」

よかった！
圭人に連絡してみよ