【wrwrd！】脅威の妹は人見知り (ページ5)

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4話ページ5

｢お兄ちゃん…！？｣

私が困惑していると扉が開いた。

？｢ゾム、合図なかったから大丈夫やと思うけど怪我ないか？｣

zm｢おん、トントン大丈夫やで｣

tn｢そうか。…？グルさんどないしたん？｣

gr｢いや、そいつの事なんだが…｣

tn｢ああ、そいつが暗殺者か…て、えらいゾムに似てんな…｣

zm｢だって俺の双子の妹やしな～｣

お兄ちゃんがさも当然のように話す。

それを聞いた総統のグルッペンさんとトントン？さんがポカンとした後同時に叫んだ。

gr｢はああああっ！ゾムの妹！？｣

tn｢はえ～…｣

～zmside～

｢お兄ちゃん！会いたかったよー！｣

Aが急に抱きついてきた。

俺は受け止めきれずに床へ押し倒される。

zm｢うお！A！急にはアカンやろ！｣

｢だって、お兄ちゃんが！泣｣

zm｢ちょっ、泣かんといてや汗。ちょ、二人とも見てやんと助けてや！｣

グルッペンとトントンは未だに信じられないものでも見たような顔でこちらを見ている。

Aは未だに泣き止まない。カオス←

zm｢A、とりあえず泣き止んでや。な？｣

｢うん…｣

俺は上体を起こし、Aの頭を撫でてやる。

そしたら嬉しそうにこちらを見てくる。相変わらず甘えん坊やな。

そうこうしているうちに正気に戻った2人が、Aのことをどうするか話していたようだが、トントンが何かあきらめたような顔になっていた。

gr｢…おい、Aと言ったか｣

Aが名前を呼ばれた瞬間ビクッと体を揺らし、俺の後ろへ素早く隠れた。

｢な、なんですか…？｣

gr｢なぜ隠れるんだ…まあ、いい。お前はどこの国のもので、誰に頼まれたんだ｣

｢あ、あの…私はフリーで暗殺者をやってるので、ど、どこの国にも属してません…。頼まれた人の名前は、分かりません…｣

Aは震えながらもしっかりと情報を伝えていった。

gr｢それでは最後の質問だ。もう私に殺意はないんだな？｣

｢あ、はい…もう姿もバレていますし、この状態ではどうにもできないですし…｣

gr｢ふむ、そうか。…よし、お前はこれから私たちの仲間だ！」

zm/A「え？？？」

tn「はぁー・・・」

Aがこの軍の一員になることが決まりました。