逃がさない。離さない【Knmc】

🍋 ページ13

剣持くん、嫌いな食べ物あるのかな...まぁ作って食べれなかったら残してもいいよって言えばいいか。

四季凪アキラお久しぶりです。新刊手に入りました。明日...休みですし、月曜日に持っていきますね

A了解した👍アキラくんのおすすめしてくれる本どれも面白いから好きなんだよね。

四季凪アキラ私の好みですけどね。

A俺も、新刊買ったから月曜日持っていくね

四季凪アキラ楽しみにしてます

「あ、あの上がりました。」

「お、おぅ。」

びっくりした！！気配を感じなかった。
やっぱ俺の大きいなブカブカだ

「何してたんですか？」

「友達と趣味の話してたんだ。それよりも、髪乾かなさいとこっちにおいで俺が乾かしてあげるよ」

「えっ！？いや、だ、大丈夫ですよ！！自分で乾かせます」

「良いから、俺やってみたかったからお風呂上がりの恋人とかの髪を乾かすの...って、俺ら付き合ってないし嫌だよね？ごめんね」

「嫌では、ないです」

そう言うと、剣持くんはドライヤーを持ち俺の前に座った

＿＿＿＿＿＿＿

Knmcside

は？何この状況？？
えっ？最高じゃん。
僕今日、命日？？

「剣持くんの髪の色綺麗だよね。俺この髪色好きだな。目の色も綺麗だし」

いや、今日命日だわ。
前世の僕どれだけいいことしてきたの？

「僕は、暁さんの髪の色と目の色も綺麗で好きですよ」

「んはwありがとう。剣持くんは、優しいね」

「髪乾かすの慣れてますね。」

「ん〜、妹居たからね」

「妹ですか？」

妹？そんな情報なかった気がするんだけどな。
いや待ってよ？居た...事故でもう居ないけど、年の離れた妹が

「はい、乾いたよ。」

そう言って、髪を撫でてくれた。
その顔はすごく切なくて、儚くて、消えてしまいそうな
そんな寂しそうな顔をしていた。

「暁さん」

「ん？」

チュッ

「やっぱり、僕貴方の事好きです。貴方が人からの好意を嫌ってることわかってます。それでも俺は貴方の事が好きです。」

やってしまった。
これは、嫌われたな....
そう思い、暁さんの顔を見ると顔が赤くなっていた
ねぇ、そんな顔したら勘違いしちゃうよ。

「っ…///馬鹿じゃないの」

「えへへ、暁さん可愛いですね。顔真っ赤でリンゴみたいです

「そう言うのいいから、俺お風呂行ってくる」

ホント、可愛い。
ホント好き....
アイシテル
離れたくない。
誰にも渡したくない

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