見習い魔法使いは今日も好きな人と上手く話せません【2j3j】 (ページ36)

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𝑾𝒉𝒊𝒕𝒆 𝑫𝒂𝒚【番外編】ページ36

Knmc side

バレンタインの日に蘇我宮さんからチョコを沢山貰った。付き合ってから蘇我宮さんは僕に好きと言わなくなった。理由を聞いてもはぐらかしてくるし、もしかして僕のこと嫌いになってのかと思っていたけど、バレンタインの日に貰ったお菓子達の意味を調べたら、蘇我宮さんは僕のことが好きなんだって好きでいてくれてるんだってそう思ったれら嬉しくなった

『剣持先輩？』

でも、未だに蘇我宮さんは僕を先輩と呼ぶ。僕以外の人は名前で呼んでるのに、しかも

伏見「A〜、ここにあるお酒って飲んでいいんっすか？」

『うん、のんでもいいよ‼️ガクの為に買ったお酒だから』

僕の相棒である伏見ガクは呼び捨てだしなんなら、距離も近い。貴方は僕の彼女だろ...僕だけ見てろよ。余所見なんかすんなよ。

剣持「蘇我宮さん」

『は、はい！！えっ、と剣持先輩？どうしました？』

剣持「今日...何の日か覚えてますか？」

『今日....何の日でしたっけ？』

伏見「ホワイトデーじゃないッスか？」

お酒を飲みながら、僕の方を見てくる相棒...こいつわざと蘇我宮さんの事呼び捨てにしてるな。本当にこいつはタチの悪いことをする

『ホワイトデーか！！すっかり忘れてた。最近忙しすぎて。だから、今日本社に行ったらみんな蘇我宮にお菓子くれたんだ』

あのお菓子やっぱり....蘇我宮さんは僕の彼女なのに....

伏見「A〜」

『ん〜？』

伏見「これあげるよ。」

『ピアス？蘇我宮、ピアスあけてないよ？』

伏見「俺が開けてあげるよ。俺も同じの買ったから一緒につけよ」

おい、まてピアスをプレゼントする意味知ってるだろお前。しかもピアス開ける？ふざけんなよ。

剣持「僕が、開けるので大丈夫です」

伏見「とやさん、開けられるんですか？」

剣持「できますよ。と言うか、帰れ」

伏見「こわっ...とやさんもこー言ってるし帰るね」

『うん、今日来てくれてありがとうね。助かった』

伏見「いえいえ、とやさんとは咎人として仲良くしてますし、一応とやさんのことならなんでも知ってるんでまたなにかとやさんのことで困ったら俺に言ってくださいね」

『ありがとう、また困ったら相談する』

＿＿＿＿＿＿＿

剣持「さっきのどういう意味ですか？」

『けんm...刀也君が中々蘇我宮の名前呼んでくれないからどうしたらいいって、ガクくんに相談してたんですよ』

剣持「えっ？」

『刀也君は、蘇我宮に何もくれないの？』

この人は本当に

剣持「ずるいな」

『え？』