五条悟に溺愛される少女【呪術廻戦】

26話 ページ28

ー2006年8月ー


任務報告書
五条悟、夏油傑、神風Aに極秘任務星漿体天内理子の護衛と抹消の任務を拝命する



護衛対象:死亡



五条悟:反転術式を会得し、瀕死の状態から回復後伏黒甚爾と対峙し伏黒甚爾を殺害。その後死亡した天内理子の遺体を奪還

夏油傑: 薨星宮 本殿内にて、侵入してきた伏黒甚爾と対峙し重症を負い瀕死に陥る。その後連絡を受け駆けつけた家入硝子に反転術式を施され一命を取り留める。

神風A:意識不明


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Aside


悟「ガキンチョの護衛と抹消？」

夜蛾「そうだ」

悟「ついにボケたか…」

傑「次期学長ってんで浮かれてるのさ、冗談はさておき…」

夜蛾「冗談で済ますかは俺が決め傑「天元様の術式の初期化ですか」


なにそれ？天元様ってあれだよね？あのー…結界の強度底上げしてる偉い人…


悟「ん？何それ」


よかった〜わからん人他にも居た〜…
けど夜蛾先生と夏油先輩凄いため息着いてる〜！
知ってるフリしよ…


夜蛾「天元様は不死の術式を持っているが、不老ではない。
ただ老いる分には問題ないが、一定以上の老化を終えると術式が肉体を作り替えようとする」

A「へぇ…」

悟「お前も知らなかっただろ」


げ、ばれた。


夜蛾「はぁ…とにかく、そうなると人でなくなり、より高次の存在となる」

悟「じゃーいいじゃん。かっこい〜」

傑「天元様曰く、その段階の存在には意志というものがないらしい。天元様が天元様でなくなってしまう。」

A「それは大変だぁ…」

傑「高専各校、呪術会の拠点となる結界、多くの補助監督による結界術。それら全てが天元様によって強度を底上げしている。あの方の力添えがないとセキュリティや任務の消化すらままならない。最悪の場合天元様が人類の敵になる可能性もある。」


なるほどねぇ…
難しいなぁ…なんかもうちょっと簡単に話して欲しい…


悟「なるほど。メタルグレイモンになる分にはいいけど、スカルグレイモンになると困る。だからコロモンからやり直すって話しね」

A「あ！それわかりやすい！！」

傑「えぇ…神風も…まぁ、いいや…それで。」


え？なんか違った？


夜蛾「その星漿体の少女の所在が漏れてしまった。その少女を護衛し、天元様の元へ送り届けるのだ。失敗すればその影響は一般社会にも及ぶ。心してかかれ！」

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