五条悟に溺愛される少女【呪術廻戦】

23話 ページ25

Aside


あの後先輩たちと朝ごはんを食べて高専のグラウンドに行くと夜蛾先生がぬいぐるみを持って待っていた。


夜蛾「来たな。」

悟「じゃあ、そうだな…ちゃんとルール決めておこう」

硝子「そうだな。それの方が安心だ」

悟「まず、A。70%以上の出力禁止。攻撃は20%に抑えろ。」

A「はい。」

悟「傑は1級以上の呪霊は出さないこと。出す数も3体まで。こんな感じでいいかな？先生」

夜蛾「いいだろう。2人とも今のルールを絶対に破るな。あと、A呪力切れや体力が持たないと感じたらそこで終了だ。」


わかりましたと伝えて夏油先輩の方をむく。
毎日トレーニングをしているとはいえ、体内の時間を早めるとその分疲れる。長期戦はまだ無理だ。
なら始まりと同時に70%で走って攻撃する。
これが最善かな…


悟「じゃあ始めようか…準備はいいか？」

傑「いいよ」A「はい。」

悟「じゃあ…初め！」


合図とともに走り出すが、思うように出力が上がらない…
なんで…？

傑「おっと…危ない」
A「…っ！」


一撃目は余裕で止められてしまった…
夏油先輩は術式で呪霊を2体出した。おそらく2級だ
私はすかさず呪霊を祓い、先輩に向かうが…おかしい。
呪霊を相手にしている時は術式の操作が出来るのに、先輩に攻撃をする時に思うように出力を上げられない…


傑「一瞬で払われてしまったね…っと！動きは早いけど！追いつけない程じゃないっ！」

A「いっ！！！」


先輩の打撃が横腹に入り鈍い痛みが走る
その隙に先輩は準一級呪霊を出して迫ってきた


A「はぁ…っは…」


悟「そこまで！！」


五条先輩の声が響き夏油先輩の動きが止まる
何かを五条先輩と先生が話してると私の方に夏油先輩が呪霊を戻して歩いてきた


夏油「大丈夫かい？」

A「っは、はい…」


肩で息をしながら答えると先輩が水をくれた


夏油「70%も出力していなかっただろう？」

A「え…」

夏油「呪霊を相手にしている時と私で明らかに動きが違ったね」


何故か思うように呪力操作が出来なかった事を夏油先輩に話していると、五条先輩と先生がこちらに歩いてきた


悟「お前…人に攻撃できなくなってないか？」

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