【A3】MANKAIカンパニーの問題児２ (ページ21)

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急に叫んだ太一君に驚いて皆彼を見る

太一「Aチャンも俺も…この劇団で変わるんだ…ここが俺っちたちの居場所だから…

またAチャンがお芝居を観れるようになる為に…舞台を怖がらなくて済むように…

Aチャンと一緒に…強くなるんス！！」

貴方「太一君…」

レニ「太一…言うようになったじゃないか…ではこうするのはどうかな？

GOD座はMANKAIカンパニーに…タイマンACTを申し込む！！」

全「「！！」」

レニ「もしこちらが勝ったらAを渡してもらう…」

左京「ふざけんな。こっちには何のメリットもねぇじゃねーかよ…」

レニ「もし君達が買ったら、キッパリAの事は諦めよう」

万里「おいおい正気か？また恥晒すつもりかよ？」

十座「テメェが諦めようが諦めなかろうが、AはGOD座には行かねぇ…」

臣「そうだ。こちらが受ける理由にならない」

皆んなが私の前に立って庇ってくれている
だから私も少しは勇気を出さないと…！

貴方「わた…しは、貴方とは行きません…帰ってください…」

レニ「ハハッ…こうも手応えがないとは…じゃあA？アレを返すと言ったらどうかな？」

ーーー
太一side

アレ…？
何のことだか分からないけど、それを聞いた瞬間俺っちの服を掴んでたAチャンの手に力が入った

レニ「君にとっては良い話だろう？ま、他の人には関係ないがね…」

万里「アレって何だよ…おい！」

十座「てめ…まだAの弱みを握ってんのか…許せねぇ…！」

貴方「…それでも！…皆んなに迷惑はかけたくない…」

そう言ってるAチャンの体は先ほどよりも少し大きく震えていた

Aチャン…

太一「皆んな…この勝負…受けよう」

全「「！」」

左京「どういうつもりだ七尾…」

太一「アレっていうのが何なのか分からないけど…Aチャンがこんなに震えてる…きっと大切な物なんだよね？」

そう言って目を見開いて俺っちを見ているAチャンの手を握る

貴方「でも…そんな…迷惑になりたくないっ…！」

万里「……っ…！あーもう！分かったよ受けてやるよ！」

万チャンが痺れを切らしたように言った

万里「どうせ勝つのは俺らなんだしな！」

十座「あぁ。Aを傷つけたお前にはいつかやり返してぇと思ってたしな」

左京「それで諦めてくれんなら面倒ごとも減るしな」

臣「何よりAの為だからな！」

貴方「…皆んな」

レニ「では詳細は後日改めて」