【NARUTO】第七班の不思議少女２ (ページ31)

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五十六話ページ31

そして少しすると皆んなが私達の様子を見に来てくれた
そこにはちゃっかり再不斬さんもいる
やっぱり優しい人だと思うんだよね
きっと白さんのことも大切だと思ってる

ナルト「Aちゃーん！よかったってばよ！」
サクラ「ほんとよ！サスケ君もAも本当に危なかったんだから！」

貴方「心配かけてごめんね？私は外傷はあまりないからもうピンピンなんだけど…」
カカシ「チャクラの消耗が激しいんだからあんまり動いちゃダメだよ俺も人このと言えないけど…」

カカシ先生もまた一週間はあまり動けないらしい

カカシ「ところでA。実はさっきこんなものを見つけたんだよね」

そう言って出したのは私の服

イナリ「それさっき俺が干したやつ！もう乾いたのか？」

え…服…？

カカシ「それでねこの服の裏…いや本来は表なのかな？ ……もう言いたいこと分かるよな？」

あ…
私は血の気が引くのを感じた
服の裏にはうちはと千手の家紋が描かれているのだ

イナリ「服の裏？色褪せないようにって思って裏返して干してたんだけど…」

まあなんて出来た子なのイナリ君！
でもその良い子さはここでは発揮して欲しくなかったかな！

サスケ「これはうちはの…！」
ナルト「これってば一つはサスケと同じ模様だよな？もう一つは…何だってばよ？」
サクラ「これって…！もしかして！」

再不斬「千手一族の家紋か…」

カカシ「前にハーフって言ってたよな？それってこの二つの… なあA俺たちに話してくれないか？お前のことを」

貴方「っ…！」
ここで打ち明けてもいいのだろうか…
怖い…
また憎まれるんじゃないかって…
大切な人を失うんじゃないかって…

白「A良ければ私達も聞いてもいいでしょうか？君をそんな顔にさせるほどの過去があるんだよね？僕も少しでも君が楽になるのなら力を貸したいんだ」
貴方「白さん… …っ怖いんです。これを知ったらきっと皆んなは私を受け入れてくれないんじゃないかって思うと…」

サスケ「そんなに信じられないかよ」
貴方「え？」
サクラ「そーよ！どんな過去をもっていようと私達は今のAが大好きなんだから！信じなさいよね！」
ナルト「そうだってばよ！俺たちを信じてくれ！」

みんなの言葉に勇気をもらった

貴方「皆んな…ありがとう。じゃあ聞いてくれますか？私の過去を…」