【NARUTO】第七班の不思議少女２ (ページ27)

今日:28 hit、昨日:10 hit、合計:383,882 hit

五十二話ページ27

再不斬「ガトー…どうしてお前がここに来る。それに何だその部下どもは」

ガトー「クク…再不斬お前はここで死んでもらうんだ。お前に金を支払う気なんて毛頭ないからねぇ…」

白「なんだと！？」

ガトー「霧隠れの鬼人が聞いて呆れる。私から言わせりゃなんだ…ただの可愛い小鬼ちゃんってとこだなぁ…」

「今のお前ならすぐぶち殺せるぜ！」

ナルト「何だってばよ…すげー数だ…」

再不斬「カカシ…すまないな。戦いはここまでだ。俺にタズナを狙う理由がなくなった以上お前と戦う理由もなくなったわけだ」
カカシ「ああ…」

再不斬「おい、そこの木遁のガキ…この木をどけてくれ」

再不斬さんが私に話しかけている
しかしその声は私には届いていなかった

ガトー…こいつが全ての元凶…
再不斬さんを白さんを…サスケ君を…
許さない…

貴方「許さない…ガトーぉおお！！」

ガトー「何だそのガキは…」
「「うわあああ！！」」

全「！」
叫び声がする方を見るとガトーの後ろの大勢の男達は突如地面から生えた木によってなぎ倒されていた

貴方「ああああ！！！」
ガトー「！」
ガトーが急に倒れうなり始める

カカシ「これは…写輪眼による幻術…！A！」

すると突然白さんが私を抱きしめた
白「A！落ち着いてください！このままでは貴方が一番嫌がっていた殺人をしてしまいます！」

貴方「ああああ！！」
白「A！」

トクン…

サクラ「へ…？サスケ君…？」
サスケ「サクラ…重いぞ…」
サクラ「…！サスケ君！サスケ君！！うわぁぁああん！」

サスケ「俺は…」
サクラ「A！！サスケ君が目を覚ましたわ！！」

貴方「…！サスケ…君？」
サスケ「！A…！どうなってんだ…それにその目…！」

少しずつ私の目に光が戻って来る

白「A…！私です白です！わかりますか？」
貴方「白…さん私…私は誰にも死んで欲しくないんです…皆んな大好きなんです…」

ポロポロと涙が出る私を白さんはもっと強く抱きしめた

白「誰も死んでいません！皆んな生きています Aの大切な人は無事ですよ…」

貴方「…よかっ…た」
そのまま私は意識を手放した

すると再不斬さんやカカシ先生を縛っていた木やガトーの幻術が解けた

ガトー「っ！何なんだそのガキ…！殺してやる！」

再不斬「…白いけるか」
白「はい再不斬さん」

白さんは私の体をカカシ先生に預け再不斬さんの横に並んだ

再不斬「Aには悪いがガトーはここで死んでもらう」