【NARUTO】第七班の不思議少女２ (ページ18)

今日:36 hit、昨日:10 hit、合計:383,890 hit

四十三話ページ18

ナルト「おーい！Aちゃん！…ってそこの姉ちゃんは誰だってばよ？」

白「…ただの通りすがりですよ」
貴方「たまたまここで会って…薬草を取るのを手伝ってたの」

ナルト「ふーん」

白「では僕はこれで」
貴方「はい。お大事に」

白さんはその場を去っていった

ナルト「お大事にってあの姉ちゃん怪我でもしてたのか？」
貴方「ううん。あの人の大切な人が怪我してたみたい。そのための薬草なんだと思う」

ナルト「それにしてもAちゃんとは違うタイプの可愛い姉ちゃんだったってばよ」
貴方「お世辞はいいよ…それにさっきの人は男の人だよ？」

ナルト「ええ！？(サクラちゃんより可愛いのに！)」

でも確かに白さん綺麗だよね
名前の通り汚れのない真っ直ぐな人だった

……………
翌日(修行開始から7日目の朝)

カカシ「ナルトの奴どこ行ったんだ？昨日も一人で夜から出かけて無理しやがって」
サクラ「もう朝ご飯だっていうのに…サスケ君も散歩行くって言ったっきりいなくなるし…」
貴方「あ！あそこ！木の上…！」

そこには修行をしていたのかボロボロになったナルト君がいた

サクラ「ナルトあんなところまで登れるようになったわけ？スゴイ…」
貴方「頑張ってるの見てたからなんか感動しちゃうね」

ナルト「どうだ！俺ってばこんなとこまで登れるようになったってばよ！」

すると木の幹に立とうとしたナルト君が足を滑らして木から落ちそうになった

ナルト「うわあ！」
サクラ「キャー！」
カカシ「くそ！まだ体が…」
貴方「ナルト君！」

私はとっさに受け止めようと下でかまえる

ナルト「なーんちゃって！」
ナルト君は足を木に吸着させて木にぶらさがった

サクラ「びっくりするじゃない！バカ！」

ホッとしたのもつかの間、今度こそ足が離れて本当に木から落ちそうになった
ナルト「ぎゃぁああ！！」

ナルト君今度こそ本当に危ない！！
再び受け止める姿勢をとる

…が間一髪サスケ君がナルト君の足を掴んだ
サスケ「このウスラトンカチが…」

ナルト「サスケェ！」
サクラ「流石サスケ君！しびれるぅー！」
貴方「サスケ君！良かったあ…」

サスケ「フン…(Aの上に落ちるとか許さねぇし)」

カカシ「(こいつらよく成長してやがる)」

サスケ君とナルト君はあんなに成長してるのに私は…
なんだか悔しくて下を向いた
それをカカシ先生が見ていたことも知らずに…