【NARUTO】第七班の不思議少女２ (ページ17)

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四十二話ページ17

次の日、私は朝早く外に出ていた

昨日イナリ君のお父さんの話を聞いたらなんだかお父さんとお母さんのことを思い出しちゃった…

森の中をしばらく歩いていると一人の少女…いや少年がいた

綺麗な人…
ん？…あの子は…

？？「！君は…？」
貴方「へ？私！？わ、私はAって言います…」
なんかいきなり自己紹介しちゃったよ…

？？「A…いい名前ですね」
貴方「あ、ありがとうございます」

？？「僕は白。その額当て…君は忍者なのかな？」
貴方「え、あ、はい。まだ下忍になりたてのペーペーですけど… えと、ここで何をしているんですか？」

白「薬草を取っているんです」
貴方「あの、良ければお手伝いします！」
白「ありがとうございます。なんかすみません」
貴方「いえ！薬草とか勉強になりますし！」

それから私達は薬草を取っていった

白「君はこんな所でなにをしているんですか？」
貴方「ちょっと落ち着かなくて…気分転換に修行でもしようかなって…」

白「…それは何のために？」
貴方「私…もっと強くなりたいんです。大切な人を守れるように」

白「大切な人…そうですね。僕も大切な人のために強くなりたいです …知っていますか？人は大切な何かを守りたいと思った時に本当に強くなれるものなんです」

貴方「！…はい私もそう思います」

白「…君は不思議ですね。なんだか僕と似ている気がします」

貴方「…本当ですか？ふふ…なんだか嬉しいです」

話しているうちに白さんのかごは薬草でいっぱいになった

白「うん…これだけあったら大丈夫かな」
貴方「……はい。きっと再不斬さんは大丈夫ですよ」

白「！なぜ…それを…」
貴方「白さん…あの時のお面の方ですよね？私チャクラでなんとなく分かるんです」
白「…敵であると分かっていてどうしてそんなに落ち着いてられるんですか？」

貴方「…白さんが再不斬さんを思う気持ちは本当だって思うんです。だから再不斬さんが本当に悪い人なんて私は思えません」

これは私の本当の気持ち……

白「…本当に君は不思議だ」
貴方「…では。次会う時は敵同士。私も大切な人を守るため手を抜きません」
白「はい。僕もです」