【NARUTO】第七班の不思議少女２ (ページ12)

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三十七話ページ12

カカシ先生はかなり疲れていたのだろう
眠ってしまった

寒くないようにしておかないと！
カカシ先生の布団をしっかり肩までかける

ナルト「あのさ！あのさ！カカシ先生の額当てはとったとこ見たけど、マスクの下ってどうなってんのかなぁ？」

サクラ「そうね…気になるかも…」

((ゴク

貴方「もう！カカシ先生疲れてるんだから起こさないようにね！」
サスケ「(止めはしないのか…)」

そーっ……

カカシ「！」((パチ！

ナルト・サクラ「ぎゃーー！！」

サクラ「((コソバカ！もっと上手くやんなさいよ！」

カカシ「……」

カカシ先生は起き上がってからずっと深刻そうな顔をしている

ナルト「どうしたんだってばよ先生？」

カカシ「ん？あぁ…死体処理班ってのは殺した死体はその場ですぐ処理するものなんだ」

貴方「え？でも霧隠れの追い忍の方は再不斬さんの死体を持って行きましたよね？」

カカシ「そうだ。それと問題は追い忍の少年が再不斬を殺した武器だ」

サスケ「ただの千本… ！まさか…」

カカシ「ああそのまさかだな」

へ？へ？

カカシ「おそらく再不斬は生きている」

！！！

ナルト「どーゆーことだってばよ！？」
サクラ「でも先生、アイツが死んだの確認してたじゃない！」

カカシ「確かに確認した…があれはおそらく仮死状態にしただけだろう」

貴方「仮死状態…そんな簡単にできるものなんですか？」

カカシ「別名死体処理班とも呼ばれる追い忍は人体の構造を知り尽くしてる…おそらく人を仮死にすることも容易なはず」

じゃああの少年は再不斬さんの味方…？

タズナ「超考えすぎじゃないのか？」

カカシ「いや…クサイとあたりをつけたのなら出遅れる前に準備しておく…それも忍びの鉄則！」

サクラ「先生！出遅れる前の準備って何をしておくの？先生とーぶん動けないのに…」

カカシ「お前達に修行を課す！」

修行…！カカシ先生から受けられるなんて！頑張らなくちゃ！

カカシ「お前達は今急激に成長している…とくにナルト！お前が一番伸びてるよ」

ナルト「！」

カカシ「一旦仮死状態になった人間が元通りの体になるまでかなりの時間がかかることは間違いない」

ナルト「その間に修行ってわけだな！面白くなって来たってばよ！」

？？「面白くなんかないよ」

え？この子は…

タズナ「おおイナリ！」
イナリ「お帰りじいちゃん…」

イナリ「…母ちゃんこいつら死ぬよ…」

…！どういうこと？