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あんまり緊張しなくていいからよろしく、と白濱さんがリーダーらしく会話をまとめて、ついに問題のトレーニングルームへ。
HIROさんがものすごい笑顔で迎え入れてくれたけど、正直全然乗り気じゃない。
僕の日課が筋トレだってことで、メンバーと同じとまではいかなくても少しトレーニングをしてみたらどうかというのがHIROさんの言い分。
でもトレーニングルームを貸し切りにするわけにもいかないし、かといってみんなが使っているところに僕を放り込むわけにもいかない。
だからGENERATIONSがトレーニングルームを使う日に一緒にやろう、ということらしかった。
『…嬉しいですけど…でも、黙ってるなんてひどいです』
「あはは、ごめんごめん」
やんわりと文句を言ってもHIROさんは笑ってるだけだし。
メンディーさんとか早速脱いでるし。
大丈夫なのこの空間。
「ま、SHINOにはちゃんとトレーナーつけてあげるし。他は自主練だから心配しなくていいよ。…ちゃんと事情知ってる人だから、安心して」
最後は僕にだけ聞こえるように言ってくれたけど…不安しかないですHIROさん。
「ね！SHINO腹筋見して！」
「あ、俺も気になる」
「俺も！」
始まる前からぶっ飛ばしてくる隼とそれに乗る白濱さんとメンディーさん。
セクハラか。
いやまあ、性別どっちとは言ってないけどさ。
隼とかもう完全に男だと思ってるでしょ僕のこと。
『何でですか。嫌ですよ』
「えー！SHINO鍛えてるんでしょ？腹筋くらいいいじゃんー」
『僕あなたたちみたいに筋肉を売りにしてるわけじゃないから隼。趣味みたいなもんだから』
「俺もSHINOの腹筋見たいし、お願い！」
『白濱さんまで悪ノリするのやめてくださいよ…』
「SHINOさんお願い！」
『そんな立派な筋肉見せながら言うことじゃないですメンディーさん』
「「「えー」」」
順番にツッコむと、トレーニングルームに響くHIROさんの笑い声。
いや、助けてよHIROさん。
ちらりと視線を移すと、この状況を楽しんでニヤニヤしてる龍友兄。
駄目だ、全然頼りにならない。
「別にいいんじゃないか？腹筋くらい」
え、秘密守る気本当にあるのHIROさん。
完全に面白がられてるし。
『〜〜〜〜ああもう！わかりましたよ！見せればいいんでしょ！』
こうなればもうヤケクソ。
Tシャツの裾をまくって少しお腹を出す。
『…ちょっと、何か反応してくださいよ』
見せたら見せたで黙るとか…。
無言はキツいんですけど。
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ゆと(プロフ) - 片寄画伯さん» 5で明言していますが、主人公は女性です。紛らわしくてすみません…。 (2014年11月26日 23時) (
レス) id: 05ad7016c2 (このIDを非表示/違反報告)
片寄画伯(プロフ) - 主人公は女ですか？ (2014年11月26日 23時) (レス) id: 85bff416cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆと(プロフ) - 乃愛さん» ありがとうございます。短編も長編も頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2014年11月24日 0時) (レス) id: 05ad7016c2 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛 - ゆとさん» あらすじを決めるまでがスランプなんですね、笑 結局、何も分からないとスランプにはなるもんなんですね。笑← 短編も見てます！めっちゃ面白いです。両作品これからも頑張ってください！応援してます。 (2014年11月23日 21時) (レス) id: 7d48793382 (このIDを非表示/違反報告)
ゆと(プロフ) - 乃愛さん» 他の作者さんの作品もたくさん読みますよ！他の人が書いたもののほうがやっぱり面白いので…笑 私はあらすじを決めるまでに結構悩むので、お話が思いつかないとスランプにもなりますね…。今は短編にも挑戦しているんですが、やっぱり小説を書くのは難しいです。 (2014年11月23日 10時) (レス) id: 05ad7016c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆと | 作成日時：2014年10月28日 11時
