SJ☆ Short story (ページ7)

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イトゥクstory1 ページ7

A「愛してる？」
ウザイのわかってる
聞いちゃダメなのもわかってる

LT「愛してるよ」
心にない言葉を吐けば
Aが喜ぶ事を知ってる
心にない言葉で嬉しいんだろ

A「私だけだよね？」
LT「もちろんだよ」
嘘だよ Aは遊び

A「ジョンス愛してる」
LT「A愛してるよ」
吐き気がするよ
抱きついてる腕を離してシャワーを浴びる

ジョンスが離れる
さっきまでの温もりが冷めていく

愛されてない事は知ってる
吐き出す言葉が全部嘘なのも知ってる
吐き出す言葉が嘘なのを知った時は泣いたけど
今は冷静にゴッコとして楽しめる

ジョンスと会う時よりお洒落して
いつもよりメイクも大人っぽく
最後に真っ赤なルージュを塗る
いつもは着ないタイトな服に身を包む

ちょっと露出多いかな
このくらいじゃないと意味がない

今夜この店にジョンスが来る
メンバーに教えてもらっていた

店内はダンス音楽が大音量で流れてる
耳元で話さなければ聞こえないほど
この手の店は苦手
だから私は来ないと思ってる

音楽に身を委ねる客でごった返したフロア
カウンターで少し強めのお酒を流し込む
ほろ酔いで音楽に身を預ければ

知らない男性が声をかけてくる
男性のリードで席につく

ジョンスの隣のボックス席
まだ気づかないジョンスは女性を口説いてる
今日の持ち帰りはその子？

｢彼氏いないの？」
決まりの質問うんざりする

A「いないよぉ別れちゃった」
甘えたように男の肩に頭を預ける

隣のテーブルで女性を口説いてたはずなのに
ジョンスは驚いた表情でこっちを見てる