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リョウクお誕生日記念 ページ5

付き合って初めての誕生日

初めてのプレゼントに合鍵を選んだ
まだ早いかな
キリンのキーホルダーをつけた鍵を箱にしまい
可愛くリボンをつけたら完成^^

料理は何にしようか
考えたけど思い浮かばなくて
ワカメスープと海苔巻きを用意した

これじゃ ダメかな
何か作った方が良いかな
もっと料理勉強しなきゃダメだね

ケーキ忘れてた><
もうダメじゃない
急いで買いに行かなきゃ

こんな時に限って見つからない
どうしよう 初めての誕生日なのに
焦る気持ちで コンビニを回っていく

やだ 初めての誕生日なのに
ケーキないなんて
そんな誕生日は嫌よ

ケーキ屋さんも パン屋さんも閉まってて
もう どうにも出来ない
最後のお店に入ってもなかった

ロールケーキを発見
初めての誕生日なのにな
もっとしっかり準備すれば良かったのに
次は頑張るしかない

ワカメスープ 海苔巻き 準備OK
ケーキ ワインOK プレゼントOK
リョウクが来るまで時間ない><
急いで着替えて 髪型も整えて
後は リョウクを待つだけ

外に車が止まるだけで ドキドキする
リョウクだったら そう思うだけで ドキドキする
そんな時間が好き
彼氏が出来て 初めて知った

チャイムが鳴って
やっぱりリョウクだった
足早に玄関を開けて

RW「こんばんわ^^」
A「お誕生日おめでとう^^」
嬉しくて抱きついてしまう

RW「可愛い 我慢できなくなるでしょ」
悪戯に微笑むリョウク
お姫様抱っこでリビングへ

テーブルにある料理に驚いてる
RW「全部作ってくれたの?」
A「ケーキがね なくて これに」
申し訳なさそうに差し出す

RW「ケーキなんて要らないよ
Aが要れば 十分なのに」

生クリームを 私の頬につけて
ペロッと舐めてくる

A「くすぐったい」

甘い誕生日が始まる

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作者名:ゆとりら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yutorira/  
作成日時:2014年6月19日 23時

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