SJ☆ Short story (ページ18)

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イトゥクstory１ページ18

LT「何？何を見てるの？」
帰り支度をしてるジョンスを見てる

A「帰るんだよね今夜だけ...」
全部言いそうになって慌てて口を塞ぐ

LT「つまらない事言い出さないでわかってるよね」
わかってる私はただの遊び相手の１人にすぎない

今夜ジョンスから会いに来てくれた事に期待してた
今日は誕生日だから知ってるわけないよね
勝手に期待して勝手に落ち込む

LT「何か期待してた？」
嫌味な笑顔で言われたら何も言えなくなる

LT「楽しい時間を過ごしたいならお口はチャック」
笑ってるけど怒ってるんでしょ
もう言わないし期待しないよ

A「わかってるって」
作り笑いを向ける
ジョンスと関係を持ってから作り笑いを覚えた
悲しくても笑顔になれるから気づかれない

LT-side
Aは気づいてないだろうね
その笑顔は悲しい時の笑顔
僕といたいからそんな笑顔をするんだよね
本当に笑ってる時はあるのかな
僕は本気で笑わせてないだろうな

今夜だけってお願いを聞いたら
ズルズルになる事もわかってる
だから聞いてあげるわけにはいかない

気づけば Aは着飾っていた
ホットパンツにキャミソール髪をUPにして
僕といる時よりはるかにセクシーでドキドキしてる

A「帰るんでしょ？私も出かけるから」
LT「えっ？その格好で？今から？」
僕といる時にもしない格好でどこへ行く？

A「出かける前につまらなくなる事言わないで
楽しい時間を過ごしたいならお口チャックでしょ」
にやって笑って鏡に向かう Aは別人で
変な独占欲が沸いてくる

LT「泊まろうかな？」
A「心にもない事で困らせないで」
にっこり笑うけどそれは作り笑い？本物？

鏡の中のAは妖艶さえ漂わせ
僕の心をかき乱す

A「この鍵でしめてポストに入れておいて」
机の上に鍵を無造作に置いて
家を出ようとするAを追いかける

僕を気にする事なくタクシーに乗って行った
あれ？泊まってって言ってたのに
気がつけば立場が逆転してる
タクシーを追ってる僕がいた