ウネと私 ４

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希「別部屋取れたから行こう
イトゥクさん 言っておきますけど
Aは 真面目で人の気持ちを
弄んだり出来ないの
不器用で 人が苦しい時
一緒に苦しんで...
だから ヒョクペンの Aは
ヒョクが苦しい時 苦しいの
辛い表情を見せれば辛いの
楽しい時は楽しいの
それは 仲良くなれば
わかってくれると思ってたのに
春も希も見守っていたのに
ドッキリ？ 1日デート？
あげくに誰がいるの？
ふざけんな！！」

そう言う希は泣いていた
春も私を抱きしめながら泣いていた

ヒチョルだけが冷静を保っていた
ヒチョルが優しく3人の頭を撫でる

HC「別の部屋に行ってな」

優しく促してくれる
膝から崩れてままの
トゥギの横を通りすぎる時
腕を掴まれ 足を止めた

LT「本当にごめんなさい」
腕は簡単にふりほどけた
HC「大丈夫だから 行けよ」

私達は部屋を後にした
閉めたドアからは
トゥギの咽び泣きが聞こえた

別の部屋に移っても
重い空気が漂っていた

A「何か食べようかな」

重い空気が辛くて言い出した
けど お腹空いてないのに
何を食べたら良いのか
迷いながらメニューをめくり
メニュー越しに見える
2人は まだ泣いていた

A「もう泣かないで」

メニュー越しに声をかける
きっと2人は 見られたくないから
私は 見て見ぬふりをする

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