束縛１ ページ12
KI「逃がさないって言っただろ」
A「やっ 離して 離してってば キャ」
乱暴に床に叩きつけられた
やっと 隙を見つけて逃げたのに
また この部屋に戻ってきた
そして 手首には 冷たくて重い金属がつけられた
Aは 俺達と別れたいと言った
俺達から離れて暮らしたいと
その日から 俺達は Aを閉じ込めた
まだ 俺達は別れたくないから
それにしても ヒチョル殴りすぎだろ
誰よりも ヒチョルが離れられないかもしれない
誰よりも Aに執着している
HC「せっかく 手錠だけは外してやったのにな」
LT「まだ わからないんだな」
KI「リョウク また 食事の世話頼むな」
ヒョン達 また 殴ったの？
こんなにも 顔を腫らして どうするの？
A「もう終わりにしてよ」
HC「まだ 言うか まだ わからないのか」
KI「これ以上はやめろ」
殴りかかろうとするヒチョルを カンインが止めた
LT「もう殴らないよ ほら 大丈夫だから」
Aを抱きしめるも 身体はこわばっていて
俺達に恐怖を感じてるのはわかる
あれだけ ヒチョルに殴られたらな怖いよな
RW「ヒョン達 部屋から出て Aの治療するから」
DH「あぁ A 大丈夫 何で ここまでするかな」
KH「ヒョン達 どんどん 嫌われたいんですか」
SW「怖い思いさせたら 嫌われるって言ったのに」
SD「やりすぎだろ A 怖かっただろ」
HC-side
弟達に囲まれる Aは 俺達といるより穏やかで
それだけでも イラッとする
どうして 俺達に心を開いてくれない
どうして 俺達から離れたい？
A おれが こんなに愛してるのに 何が不満だ
1週間もすれば 顔の腫れも アザも消えた
それと一緒に Aから表情が消えた
笑うでもなく 泣くもなく
まるで人形のようになった
LT「A 今日からは手錠も足枷もないよ」
優しく微笑んでも Aには届かない
僕の肩越しに 窓を見つめるだけ
僕は Aを優しく抱きしめても
その手は 僕を抱きしめてくれない
LT「A 僕 行くね 欲しい物ある？」
首を振るでもなく 頷くでもなく
窓を見つめる Aを部屋に残して 部屋を出た
ガチャ
無機質な音が 部屋に鍵を掛けた事を告げた
何も考えたくない
何も感じたくない
彼らの人形になろう
そしたら もう傷つけられないから
私が 私を捨てれば良い
ガチャ
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yutorira(プロフ) - う〜こさん» ありがとうございます＾＾ 短編じゃなくなってきて すみません ＞＜ これからも 読んで下さい ありがとう^^ (2015年5月29日 1時) (
レス) id: 028a8f60c2 (このIDを非表示/違反報告)
う〜こ(プロフ) - こちらの束縛裏も気に入って います〜sjの全員に異常に愛されちゃって…まぁ１人にはしぼれない…無理やぁ 皆の彼女かぁどうなって行くのか楽しみしています〜 (2015年5月28日 21時) (レス) id: f748ecc85d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆとりら | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/yutorira/
作成日時：2015年1月27日 0時
