私の人権どこです??(2) ページ3
「ちょっと、そこの君??」
目を開けて体を起こすとそこには
仮面を被った...え、誰?
あ、でもなんか見たことある気がする...そうだ!仁奈が紹介してくれたツイステ?の学園長って人にそっくり...ていうかまんまじゃない?
「貴方、誰ですか?なぜ木の上で寝ているんです?」
木の...うえ...??そういえば背中にゴツゴツした何かが当たっている気がする。
え??私、木登りなんて出来ないんですが?高所恐怖症なんですけど??
これ、降りれるか????え????(思考停止)
「聞いているのですか!!」
『あ、はい。』
『何故ここに居るのかは私にもわかりません。』
というか私がここがどこか聞きたいです。
「わからない!?」
学園長似の人はフルッと体を震わせると、一歩のけぞった。
「どうされたのですか、学園長。」
赤い髪の背が低めの子が学園長の後ろからひょっこりと顔を出し、
私を見るなり怪訝そうに眉をひそめた。
学園長!やっぱりこの人は学園長なのか...って、この子もなんか見た事あるな...
「ローズハート君。この子が学園に勝手に入ってきてしまったようなのです。当の本人は何故ここに居るのかもわからないらしく。」
「それはそれは...大変ですね。」
赤い髪の子はこちらをまたちらりと見ると学園長の後ろに視線を移した。
「リドル君〜!!!」
リドル君!!!そうた!この赤い髪の子、リドル君だ!私がそんなことを考えていると、
オレンジの髪のキラキラした人は手を振りながらこちらに駆け寄ってきた。
「って、その子誰?」
「あぁ、ケイト。学園に迷い込んでしまったようでね。しかも記憶喪失だそうだ。」
「えぇっ、大変だね〜!大丈夫ですか???」
ケイト君は私を見上げて困ったように眉を下げた。
わ。綺麗な顔してるな。ケイト君も見た事あるしやっぱここはツイステの世界なのか???
ツイステの世界に来る事なんてあるか???
あれ、ゲームだよね?二次元じゃん。無理じゃん。じゃあ違うのか。
いや、にしても似すぎだろ。じゃあツイステの世界であってるのか。(自己完結)
「とはいえ、学園にタダ住まいさせる訳にもいきませんし。」
「もう、豚小屋にでも住まわせておきましょうか。」
学園長はにっこりと笑ってこちらを見上げる。
私、人権どこに落として来ましたっけ?
あと木から降ろして。(切実)
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ゆとら - あっ!すみません!気づいておりませんでした (2021年4月4日 17時) (レス) id: 7120fff969 (このIDを非表示/違反報告)
れいれい(プロフ) - オリフラ立ってますよー(ぼそっ) (2021年4月1日 14時) (レス) id: bf0ae05fa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆとら | 作成日時:2020年12月25日 9時