王子様は存在する！？【2nd season】 (ページ5)

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王子様のお名前は… ページ5

Aside

私がいじめられた事件から数日後…

とある空き教室でのこと_________。

『みなさん揃って何なんですか？』

優「俺はなんも知らないよ？
連れられてきただけだから」

ジ「えー！？俺、言ったじゃん！」

大「高地以外全員知ってるよ？」

優「俺、ほんとに聞いてないんだけど？」

慎「まぁいいじゃない？
変な話じゃないし」

北「なんで集めた当本人は来てないんだか…」

『あっ…そうなんですね…』

いきなり連れてこられたら、5人が揃っているものの話が進まない状態

北斗くん曰く、樹くんが集めたとかなんだとか

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

北「樹？

お前さ、人をどんだけ待たせたら気が済むんだよ」

「あと10秒で来いよ？
Aちゃん、今にも帰りそうだから」

ﾌﾞﾁｯ

ジ「樹なんだって？」

北「今の今まで女子に捕まってたらしい」

優「あいつ、何が目的なの？」

よく分からないことに巻き込まれてる私は、とりあえず早く家に帰りたいので、帰ろうとすると

大「なーにしようとしてるの？」

慎「逃げられるとでも思った？」

ニコッと笑っている2人

男の力、しかも2人がかりの力には叶う訳もなく静かに降参し、樹くんを待つことに

北「ごめんね、Aちゃん
バカ樹を待ってやって？」

逃げられないもん

仕方ないよね