Re : sentiment

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優斗「 お世話になりました 」

母「 もう帰るの？ゆっくりして行けば？」

優斗「 これ以上迷惑掛けられないので 」









次の日 、夕方には迎えに来た 。








出張明けって事もあって
家で休憩させようとするお母さんと

気を遣わせない為に帰ると言う優斗 。












『 お母さん 、家の方がゆっくり出来るから 』

母「 そっか 」

『 荷物まとめてくるね 』

優斗「 うん 」












お父さんと優斗が玄関で談笑してる間に
2階でお母さんと私で荷物をまとめる 。














母「 何かあったらすぐ電話してね 」

『 うん 』









洗濯したベビー服やタオルの入った紙袋







それとは別に昨日の服を鞄に入れていると
昨日 、鞄に突っ込んだアルバムが顔を出した 。









何故か頭に 佐藤優斗 の名前が浮かぶ 。












『 … お母さん 』

母「 何？」

『 佐藤優斗くんって 、覚えてる？』

母「 え？」

『 … ううん 。やっぱり何でも無い 』









さっきよりも雑に鞄の中に荷物を入れる 。









『 終わりー 。お母さん 、下降りよう 』









よいしょって立ち上がると
お母さんが代わりに鞄を持ってくれた 。









『 ありがとう 』

母「 佐藤くんって告白してくれたって子よね？」

『 えっ？』

母「 確か 、卒業してから引っ越したとか … 」









まあ 、よく知らないんだけどね って
また私よりも部屋を出た 。














『 …… 』









その話を聞いて私の中で何かが引っかかった 。









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