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大学2年目の冬を迎えた時に
友人に誘われた飲み会で私と優斗は知り合った 。
涼「 こいつ 、俺と同じサークルの優斗 」
優斗「 飛び入りで悪いけど皆 、よろしく 」
成人を迎えたばかりの同級生が集まり 、
誰一人として飲み慣れていない背伸びをした飲み会
幹事の橋本くんが当日に突然連れて来たのが優斗で
乾杯の音頭と共に右も左も騒がしい
そんな空間の中で私達は出会ったんだ 。
優斗「 キミ … 顔真っ赤だよ 、大丈夫？」
始まってどれくらい経つだろう 、
飲み慣れないお酒にうとうと
優斗「 もうお酒は飲まない方がいいよ 」
隣や前に座っている友人達も盛り上がっていて
誰もうとうとする私に気づかなかったのに …
ほら って渡された水が入ったグラス 。
『 あ 、ありがとう 』
優斗「 やっぱ 、まだ飲み慣れないよね 」
自然と隣に座った彼 、
飲み会に慣れない私のペースに合わせてくれて 。
最初は 格好良いな 、面白いな 、優しいな
それだけの感情だったのに
優斗「 もしよかったら連絡先教えてよ 」
『 うん 、交換しよう 』
飲み会がきっかけで連絡先を交換してそれ以降
優斗が笑う度 、話す度 、隣を歩く度に
私は 恋心 とやらを優斗に抱き始めていた 。
優斗「 そんなに俺ってダサいのかなー 」
『 ちょっとだけね 』
優斗「 Aまでダサいっていうのか … 」
『 ちょっとだけだよ 』
お互いが空いたコマはカフェテリアでお喋りしたり
図書館で課題をして過ごしたり …
それから私の憧れていた未来になるのは
あっという間だった 。
優斗「 Aのことが好きです 」
この時 、素直に嬉しかった 。
『 私も優斗が好き 』
飲み会の時はお互いに
Aちゃん 、優斗くん だなんて呼んでいた 、
今ちょっと思い出して笑えちゃうくらい 。
『 もう私達 、4年も付き合ってるのか … 』
クリスマスイヴ前日 。
優斗へのプレゼントを選びながら
出会った時の事を思い出してふと呟いた 。
卒業して就職して … 忙しくなりすれ違う中でも
休日はどちらかの家で過ごしたり 、お出かけしたり
記念日は必ず2人でお祝いをして ……
そうして私は 、4年も優斗の隣にいるんだ 。
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えとら(プロフ) - 最後まで読んで「タイトルにもそんな意味が！」と思わず拍手しました（笑）メールの返信タイトルぽかったから深い！初恋に執着していたゆうぴの粘り勝ち...面白かったです！ (2019年2月16日 12時) (
レス) id: 885f62da6a (このIDを非表示/違反報告)
高 橋 り な(プロフ) - 今まで見てきた中で一番面白かったです!! (2019年2月15日 20時) (レス) id: 0c9dbd34fa (このIDを非表示/違反報告)
あー - なんとなくわかっちゃったんですが、スリル満点で、すごく面白いです笑更新頑張ってください！ (2019年1月12日 2時) (レス) id: 5bbf37ae17 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 初めてコメントします！続きが気になって何回も読み返してます(笑)また更新されるのを楽しみに待っています！ (2019年1月5日 2時) (レス) id: 6e06a15030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2018年10月2日 8時
