光の翼、22物語 ページ24
咲凪「そんなもの入ってるわけ……」
貴「天砂 咲凪。
本名、彼方(カナタ)=ルヴァン・ノルフォーダーヴィオン。
フェンリル本部、秘密調査幹部、情報収集・情報処理並びに対象者監視係。実行人……。
まさか、お前だったとはな。私もなめたことだ……」
咲凪「ちょ……篠崎さん大丈夫?
大体俺がフェンリル?の人間だって証拠は?
まさか俺が篠崎さんの電話を聞いてたとでも?」
私は眼鏡を外す。ニヤリと笑う。
貴「……サク、なぜ私が“電話”していたことがわかる?」
咲凪「!!」
貴「メールなどのやり取りもある。なのになぜ電話になる?
それはお前が聞いてたからだろう。
今日のあとのきの電話、よく聞こえなかったろう?
当たり前だ。
お前が仕込んだ盗聴機をハンカチで包んで電波を悪くしたんだからな……
それに、あの電話でお前の存在を知ったんだよ」
咲凪「チッ……本部もなめられたもんだなぁ〜
うまくいくと思ったんだけど……」
サクは机に座る。そして、盗聴のアンテナを折り床た叩きつけた。
勿論バラバラになったが……
咲凪「あの不自然でもなかった電話がねぇ……」
貴「義理親に感謝だ。……なぜ“コレ”に麻痺作用い入れたのかも想像がつく。
本部が麻痺作用入れても機能するかどうか、そして、運が良ければ“死ぬ”かどうか、どっちにしろ後者だろう……」
咲凪「アハハ!アタリ!すごいねー……
まぁまさか俺も麻薬作用を入れろなんて言われるとは思わなくてさ……
ちょっといやだったよ。
自分の作ったお菓子で人を殺すのはイヤだね。
明日ちゃんとしたの持ってきてあげるよ。
まぁ、友達としても仲良くしてよ♪Aちゃん♡
……“観察対象”と“監視者”としてもね
またねー!」
咲凪は笑い、帰っていった。
あのリンドウの電話のおかげだ……
―作者から―
フェンリル本部、なんちゃらかんちゃら←というやつは本作オリジナルです!!
あと、主人公ちゃんの無所属フリーもオリジナルです!
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シラハ - 1話目の「行ってほしい」て台詞が 「言ってほしい」になってる (2016年8月24日 4時) (レス) id: dae080d9ab (このIDを非表示/違反報告)
夏依悠斗(プロフ) - ………期待に応えられるようにはするByリゼーラ (2016年7月4日 1時) (レス) id: 6525e9a48c (このIDを非表示/違反報告)
ゼータさん - 俺はゼータ、ゼータ=レオンティウス。ブラッドの副隊長をやらせてもらってる。新作、楽しみにしているぞ。 (2016年7月3日 13時) (レス) id: e3be47b955 (このIDを非表示/違反報告)
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