光の翼、20物語 ページ22
〜日向side〜
昨日のあの1件から、篠崎さんとは今日は一言も言葉を交わすことはなかった。
といっても俺が一方的なだけだけど……
なんか、すげーー遠い人みたいに感じる。
“特別”その言葉が当てはまるんだと思う。
サクはすごい。
すぐに誰とでも打ち解ける。周りからは俺も同じタイプだってよく言われるけど……
サクには勝てない。
日向「ハァ……」
「日向がため息なんて珍しいな?」
「なんかあったのか?俺たちでいいならきくぞー!」
日向「え?いや、大丈夫!!なんでもないから!!」
無意識にため息なんてしてたのか……
貴「……おい、」
日向「((ビクッ!」
いつのまにか篠崎さんは俺の目の前にいた。
いつの間に!?
すると、ひとつの袋を机の上に置かれた。
おもいっきりスーパーの袋だけど……
日向「???」
貴「……この前のパンの礼だ……
なにが好きか知らないから適当なものだ。
気に入らなければ捨てろ。それだけだ……」
日向「あ、ありがとう!篠崎さん!」
篠崎さんはどこかへフラりと行ってしまった。
というか覚えてたんだ……お礼なんていらないのに……
気になって中を見てみると、
パンやお菓子が入っていた。
………たんまりと……
篠崎さんって……
咲凪「よかったね。日向。
さっき俺が“日向元気ないねー”なんて行ったら……
さっきのことがおきたってわけ。
ふふっ、篠崎さんは照れ屋さんなんだね。きっと」
日向「影山みたいな?」
咲凪「うーん……そう、なのかな……???」
でも、やっぱり篠崎さんはいい人だ。
よし!!
やっぱりマネージャーに誘おう!!
咲凪「ふふっ……篠崎さんもこれから大変だ((ボソッ」
日向「?」
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シラハ - 1話目の「行ってほしい」て台詞が 「言ってほしい」になってる (2016年8月24日 4時) (レス) id: dae080d9ab (このIDを非表示/違反報告)
夏依悠斗(プロフ) - ………期待に応えられるようにはするByリゼーラ (2016年7月4日 1時) (レス) id: 6525e9a48c (このIDを非表示/違反報告)
ゼータさん - 俺はゼータ、ゼータ=レオンティウス。ブラッドの副隊長をやらせてもらってる。新作、楽しみにしているぞ。 (2016年7月3日 13時) (レス) id: e3be47b955 (このIDを非表示/違反報告)
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