ナカノヒトゲノム[実況中]ヤンキー君の恋２ (ページ33)

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GAME10　SACRIFICE＜１＞ページ33

貴方side

-----１３番街和風地帯カクリヨ

　ガヤガヤ

パカ「第５ステージは「鬼退治」でございます。この村では今晩、カクリヨ祭という鎮魂の儀が執り

　行われます。しかし毎回、その騒ぎに乗じて、鬼が生娘を攫いに来るとか、、、」

　そんなことが毎回起きてんの？よく懲りずに祭り続けられるね。

パカ「今回のクリア条件は、誘拐の阻止およびこれまでに攫われた娘さんたちの奪還です」

　それだけ？なんか引っかかる。

パカ「今晩の祭りは失敗の許されない、一度きりのイベントでございます。皆様、心して臨んでくだ

　さい」

アカツキ「「奪還」ですか？「退治」ではなく、、、」

パカ「もちろん」

『なんで退治しないの』

パカ「鬼の根城をつきとめ、この地から一掃できれば、トゥルーエンドでございます。しかしながら

　今回の鬼はチート級の強さ、、、。全滅確定のタスクを背負わせるほど、ワタクシも鬼ではあ

　りません」

アカツキ「、、、、、、」

　ピチャ、、

ヒミコ「ハーー、、、ここ、、、今までの場所とはなんだか雰囲気が違いますね、、、」

カリン「ヒ、、、ヒミコちゃん、怖い？大丈夫？怖い？」

ヒミコ「あ、、、いえ、大丈夫です」

カリン「なんだったら私、手つなぐわ。ねっ。つなぎましょう、それがいいわ」

ヒミコ「は、、、はい」

　べちょり、、、

　おい、手汗滴ってるぞ。

『カリン、ヒミコがかわいそうだからとりあえず手汗拭いて。、、、そんなに怖いなら、手、繋いで

　やらなくもないけど』←軽いツンデレ

カリン「、、、A、、、」

　やめて。キラキラした目で見ないでー

　にしても、この町、いくら祭りだからって仮面率高くない？

　なんか、、、気持ち悪い。ついでに屋台も気持ち悪い。

　なにさ肝ころがしって。めだますくいもおかしいだろ。

『まあ、、、あんまり祭り行かないけど』

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パカ「さあ着きました」

　わー立派。どんな奴が住んでいるのやら。

　少なくとも、いい奴ではないね。きっと。

パカ「ワタクシの案内はここまで。あとは中にいる長老から話をお訊きください」

『長老ねェ、、、』

パカ「今回の実況メンバーは４名以上。ただし、隠密中心のステージゆえ、大人数での行動はお勧め

　しません。それでは。、、、ご武運を」

アカツキ「、、、」

ユズ「とりあえず、話だけは皆で聞こうか」