ナカノヒトゲノム[実況中]ヤンキー君の恋２ (ページ20)

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GAME08　POISONER＜９＞ページ20

カリンside

カリン「A、大丈夫なの？」

『平気だよカリン。ありがとう』

カリン「ならいいけど、、、」

　昨日はびっくりしたわ。

　トイレから戻って寝ようとしたら、突然Aが帰ってきた。どこにいたのか知らないけど。

　しかもすごい泣いてて、私に抱き着いてきた。

　あのアホ毛はびっくりして立ち尽くしてて、私のことをオカルト女とかいうやつは、、、

　Aのこと好きなのかしら。すごい近づいてきたけど。

　”助けてカリン、、、もう嫌だ、、、！”

　”あんな歪んだ愛情なんか愛じゃない、、、！”

　凄い泣きながら訴えてきたわ。たまに知らない人の名前を言っていたけど、、、お兄さんかしら。

　何があったのか聞こうとしたけれど、ずっと泣いていたから聞けなくて。

　そのままヒミコちゃんに支えられて、アホ毛に慰められて、ヘルメットに頭撫でられながら、眠っ

　ちゃったわ。

　まあでも、ついさっき泣いた理由を聞けたんだけど、、、。

　ひどい、悲しいエピソードだったわ。よく今まで暮らしてこれたわね。

『、、、ごめん』

カリン「え？」

『昨日は突然抱き着いたり、泣きわめいたりして』

カリン「別にいいわよ。、、、つらかったんでしょ」

『うん。、、、ありがとう』

カリン「本当に気にしなくていいわよ。、、、ていうか、あのふたり、なに？」

『確かにね。ユズ先輩どうしたんだ？』

カリン「、、、なにしてんのよ」

アカツキ「わ、わかりません。朝からずっとこんな調子で、、、」

ユズ「、、、ボクにだって多少の罪悪感はあるのだよ」

アカツキ「？なにがですか」

ユズ「、、、キミが無事でなによりということだ」

『、、、ああ、それは言えてるかも』

アカツキ「ありがとうございます、、、？」

　にへーー

ユズ「ちゅーでもかましとくんだったにゃ～」ゴロゴロ

アカツキ「？」

『まあ、とりあえず無事でよかったよ。アカツキ』

アカツキ「え？」

カリン「Aは一体何を知ってるのよ」

『ふ、、、内緒♪』

　ちらっ

『、、、鬼ヶ崎さん？』

カイコク「神谷ちゃん。、、、なんでもねェぜ」

『、、、』

カリン「A？」

『どうしたの？』

カリン「、、、ううん、、、。やっぱり何でもないわ」

　みんなして難しい顔してどうしたのかしら、、、。

　ユズ先輩も、鬼ヶ崎さんも、Aも、、、。

　何か問題が起きないといいけど、、、。

　STAGE４ CLEAR!! 007265098 VIEW