サボり3 ページ5
．
｢御前は何時も何時も遅刻してきやがって！｣
机をバンバン叩き乍ら喚く声が職員室中に響く
体調悪いのが長引いてるって前云ったよね？
｢遅刻するなって毎回言ってるだろうが！｣
理由を云ってるのにそれすらも聞かない
何度話しても理解して貰えない
体調悪いのだから、早く終わって欲しい
｢もういい、教室に行け｣
担任に一礼すると、無言でドアを開け教室へと向かった
｢お！きたきた！Aちゃん大丈夫...？｣
丁度、休み時間となり、友人が気付き話しかけてきた
｢ちょっと…朝から腹痛で死んでたわ｣
｢それはヤバイって！無理しないでね…｣
｢おけおけ｣
｢あんたの学校に来る根性凄いよ｣
｢まぁ…来ないと押し掛けるでしょ？｣
｢それも、そうだけど…｣
｢2人ともー！そろそろ次の授業始まるよー！！｣
｢お、ありがと！行こう、A｣
｢はいよー！｣
朝見せた表情とは真逆の、生き生きとした歳相応の顔を見せる
人前では、体調不良を微塵も感じさせず演じる
これが彼女の──────────
「本当は怠くてキツくて、休みたいのに…
ちゃんと学校来てるのに…
何で怒られなきゃなの…
．
．
最後位、無欠席で居たいだけなのに…｣
続く (更新停止中)
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ゆちよきし(プロフ) - 夜雨ナナトさん» そう言って頂けて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年2月18日 4時) (
レス) id: 46d1d00e6e (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - うおっとぉ!なんかめっさ面白そうなの見つけたよ！ゆっくりでいいので更新待ってます! (2020年1月19日 21時) (レス) id: e95b77a21e (このIDを非表示/違反報告)
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