《セラフィリア～九十九精神科の愉快な日常～》 (ページ8)

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【第4話～半身遊戯～】ページ8

遊｢所で…晩さんと神螺ってどういう関係何だ?｣
神｢アクファ的な意味だったら親戚同士,それ以外だと半身…かな｣

天｢でも,晩さんって地獄を統治する王の一人じゃありませんでしたっけ?｣
神｢30年前に引退してるけど…｣
Ⅲ｢て,事は…晩さんって独り身…｣
神｢まぁ…そうなるね…｣
天｢跡継ぎ居ませんよね!?｣
神｢んー,晋広王の候補はまだまだいっぱい居るからね～暫くは大丈夫でしょ｣
遊｢何か神螺の周りって色々大変だな…｣

京｢おーい,神螺.晩さん来てるぞ｣
神｢はーい｣

晩｢久しぶり｣
神｢何かあった?ユーリちゃんにまた手ェ出して困らせてないでしょうね?｣
晩｢いや,違えよ.これ｣ｽﾞｲｯ
神｢これって…ｽﾝｽﾝ…柘榴?｣
晩｢当たり,ジャムにしてパイ作った｣
神｢あとさ…あんた,椿かどっかの花屋で西洋水仙買った?匂いする｣
晩｢あー,椿の店で買った.ユーリに似合いそうだったからな｣
神｢…あんた,僕の師匠みたい｣ﾎﾞｿｯ
晩｢何か言ったか?｣
神｢別に…パイありがと｣
晩｢ゆっくり食って大丈夫だぞ?もうあの頃みたいな忙しさは無えんだから｣
神｢ありがとね…｣

遊｢おっ!!良い匂いする!｣
天｢またお菓子ですか?｣ﾜｸﾜｸ
Ⅲ｢御茶とコーヒー煎れてきますね!｣

｢｢ﾌｯ…平和だね/な｣｣