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「はぁー。なんでこうなっちゃったんだろ…」
今、私は大雨の中道の端に佇んでる。
なんでこんなことになっちゃったのか、、、。
5分前の出来事。
仕事が終わって花束とケーキを抱えて付き合って1年になる彼氏の元へ向かったんだけど、、、。
なんとまぁ、、大胆な、、。
私の家で、浮気をしていた。
花束を落とした弾みの音で私の帰宅に気づいた彼。
ウノ「あ、、、A…おかえり、、」
「、、、うん、」
ウノ「ごめん、、、」
「何が…何がごめんなの?」
ウノ「その、、、」
浮気なんてする勇気、ないと思ってた。
しないと思ってた。
一気に裏切られた気分に苛まれた。
でも、足は全然動かなくて。
逃げ出したい。
なんで足、動かないんだろ…
そんなことばかり、頭に浮かんでは消えて。
付き合って1年、信用していた彼氏に裏切られ、心に傷を負った。
やっとのことで、あの場を離れられた。
気づけば外は大雨で、自分はずぶ濡れだった。
「ははっ、、笑 なに、それ、、っ、」
道端でずっと泣き続けた。
すると、ふと雨が止んだように感じた。
顔を上げると、、
??「大丈夫…ですか…?」
そこには若そうな男の人が立っていた。
??「ずぶ濡れですね、、お家どこですか?」
「…えっと、、、」
自分の家に帰る勇気なんて出なかった。
だって、、、。
??「嫌かもしれないですけど、家、来ますか?一旦、、」
「え、、、」
??「風邪ひいたら大変ですから、ね?」
「は、い、、、、」
言われるがままにその人に連れられて家まで行った。
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作成日時:2021年10月14日 16時