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あくる日の朝 ページ25

朝6時30分…
まだ学校へ行くには早い時間
だがAは既に家を出て
三ツ谷の家の前に来ていた

チャイムを鳴らすと
中から直ぐに三ツ谷がドアを開けてくれる

A「おはよう。三ツ谷君」

三ツ谷「おう。今日も頼む」

A「はいはい。任せて。あとこれ食パンね」

三ツ谷「悪いな。うし、じゃあ今日の朝は食パンにするか」

A「朝も夜も一緒にご飯食べさせてもらってるんだし、これくらい当然。三ツ谷君、今日お母さんは?」

三ツ谷「朝まで仕事。そろそろ帰ってくるだろ」

Aが持ってきた食パンを三ツ谷に渡すと
三ツ谷は台所へと朝食を作りに
Aはルナとマナを起こしに寝室へ向かった

ルナもマナも布団に包まり
スヤスヤと眠っている

A「ルナちゃん、マナちゃん。起きる時間だよー。おはよー」

朝眠くて不機嫌になるルナとマナを
適当に宥めつつ
2人の服をタンスから出す

A「ほら、2人とも早く起きないと私が勝手に服決めちゃうよー。良いのー?」

ルナ「う〜、それも可愛いけど。ヤダの〜」

マナ「ぅん〜。良い〜」

寝ぼけ眼の2人を促しつつ
ルナには服を選ばせ
マナの寝間着を脱がし洋服を着せていく

A「ほら、ルナちゃん急がないと。大好きなお兄ちゃんの朝ごはん食べられなくなっちゃうよ」

ルナに声をかけつつ
Aは手早くマナの髪を結っていく

A「はい、マナちゃん、完成!顔洗って来て」

マナ「え〜、ヤダよ。A、一緒に来てよぉ。1人じゃ洗えないよぅ」

A「えぇ!う〜ん、じゃあちょっと待ってて。ほら、ルナちゃん、このTシャツにはこのスカートを合わせるの?」

ルナ「でもこっちのが。色はこっちのがあってるかな…」

A「分かった。ルナちゃん、そのスカート2つとも三ツ谷君に見せて選んでもらおう。三ツ谷君のセンスなら間違いない」

Aはルナとマナを連れて
三ツ谷の元へ向かう

A「三ツ谷君、ルナちゃんのスカートどっちがいい?」

それだけ伝えるとルナだけを残し
Aはマナと洗面所へと駆け込む

戻ってきた時にはルナは
三ツ谷が選んだであろうスカートに着替えていた

A「うん。ルナちゃん可愛い。ほら座って。髪結ぶよ」

その頃には朝食も出来ていて
ルナとマナに食事を取らせている間に
Aは残ったルナの髪を結ぶ

マナ「A、食べさせてよぉ」

A「えぇ!も〜、ホントに甘えたさんなんだから」

とは言いつつ甘える2人が可愛くて
つい甘やかしてしまう

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くらら(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます (2022年6月12日 13時) (レス) id: 10f98cb4da (このIDを非表示/違反報告)
- 三ツ矢ではなく三ツ谷です…。作品自体は面白いので少し勿体ないような気がしました🙇‍♀️💦 (2022年6月12日 12時) (レス) @page5 id: 645db5c9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらら | 作成日時:2022年5月30日 3時

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