神前武闘会への乱入者 ページ2
伝説は語る
闇の底より魔が目覚め、世界が地獄に変えられる時、運命の神は6人の勇者を選び出し、世界を救う力を授けると.....
選ばれる勇者の数は常に6人
故に...彼らは『六花の勇者』と呼ばれた
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そして今、この世界で魔が再び目覚めようとしている...
だけどそんな事より今、Aはトラブルの収拾のために馬を走らせていた
A「もう！せっかく今日は早めに仕事が終わりそうだったのに！！一体どこのだれよ！ピエナ神前武闘会に乱入するなんてばかは！？」
ピエナ神前武闘会は本来ルールに基づき正々堂々とトーナメントを勝ち上がり、この国一番の戦士を決める大会だ
A「なのに！乱入した挙句暴れ周り、出場者をぼこぼこにしちゃうなんて...頭が痛い」
Aは馬上で頭を抱えざる負えなかった
とにかく今は事態の収拾をいそがなければ...
たまたま闘技場の一番近くにいたからと駆り出されたが、明日からも私は忙しいのだ
薬の聖者トウロウ様に呼び出されているし、鍛錬をサボってなかなか万天神殿に来ない沼の聖者チャモをモーラさんのところに連れていかなければならない
万天神殿から薬の神殿・沼の神殿はそれぞれかなりの距離がある...
また当分は家に帰れそうにない
A「...トウロウ様の呼び出し.....今度は何を頼まれるんだろう…はぁ〜」
嫌な予感しかしない呼び出しに、Aはため息をついた
...
.....
全力で馬を走らせAが闘技場についた時、当たりは夕日で染まっていた
だが闘技場は静まり返るどころか未だに大騒ぎだ
A「まさか...まだ捕まえてないの！？」
闘技場の中に駆け込むと...
一人の男を取り押さえようと、たくさんの兵士たちが大乱闘を繰り広げていた
A「..あきれた...」
これだけの人数相手に捕まらず立ち回ってる男のタフさにあきれればいいのか...この人数で男1人捕えられない兵士に飽きれればいいのか...
A「.....呆れてる場合じゃなかった。とにかく捕まえなきゃ！」
ダッ！っと男を捕まえるべくAは闘技場の中を駆け抜け、逃げ回る男の前に立ちはだかる
男「...！なんだ！？」
A「止まりなさい！これは神殿からの命令です！」
男「そう言われて、はいそうですかってわけには行かねーんだ！...よ！」
男は私の前まで走りよると一切スピードを落とすことなく、私の肩に手を置き、その腕を軸にして私の体を飛び越えた
A「...くっ！」
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くらら(プロフ) - サナさん» ありがとうございます。近々こちらも必ず更新します (2019年5月19日 1時) (
レス) id: f49ca5d704 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - いつでも待ってます....!! (2018年12月14日 23時) (レス) id: 6ed4d1f691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2017年11月16日 2時
