初詣の後 ページ34
隆｢そう言や、クリスマスプレゼント渡し忘れてたな。なんか希望ある？｣
夜の初詣を済ませ
ルナ、マナの2人を寝かしつけた後
唐突に言った三ツ谷をAが見上げる
A｢なに？突然｣
隆｢いや、結局クリスマスバタついたせいで何も出来なかったし。せめてプレゼントくらいな。何でもって訳にはいかねぇけど、俺があげられるものなら｣
A｢そんなの私だって...｣
隆｢良いんだよ、Aのおかげで助かった訳だし。何かねぇの？｣
A｢...うーん、プレゼントか...｣
いざ欲しいものと言われてもなかなか思いつかない
いつも手料理をご馳走になってるし
今更食べたいもののリクエストも変だ
しかもクリスマスプレゼント
出来れば何か特別な...形に残るものが良い...
A｢...あ｣
その時三ツ谷がいつもつけているピアスが目に止まる
A｢それ...｣
隆｢ん？｣
Aが指を指すと
三ツ谷が身に付けたピアスに触れ指先でピアスが揺れる
A｢私もピアス開けてお揃いのピアス付けたい｣
Aの言葉に指先でピアスを遊ばせ
考え込んでいた三ツ谷は笑顔でキッパリと言い放った
隆｢んー、ダメ｣
A｢なんで！だって何でもいいって...｣
隆｢ピアス開けんのすげー痛いから。それに身体に傷付けることになるから。ぜってーダメな｣
取り付く島がない程キッパリと
断固として譲らない姿勢の三ツ谷に意気消沈する
隆｢まぁ〜お揃いな。ん、了解｣
A｢え？どういう事？お揃いくれるの？ねぇ、1人で納得しないでよ｣
隆｢まぁまぁ、俺にいい考えがあるんだよ。楽しみにしとけ｣
勝手に納得してしまった三ツ谷を恨めしげに見つめながら
この先の未来に思いを馳せる
武道君はまだしばらく残り
事の顛末を見届けると言っていた
ミッションコンプリートした武道君に
もうこの時代で出来ることはない
今回の事で未来はどんな風に変わるのだろう
少しでも良くなってることを願いたい
そのためにもきっと
武道君が帰った後
私達今に生きる人達が
必死で未来を守り続けなきゃならないんだろう
私に出来るかな...
一抹の不安と微かな期待を胸に未来を願う
どうか上手く行きますように
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くらら(プロフ) - 金成さん、りんごさん。お知らせありがとうございます。外したつもりになっていたようです。対応致しました。 (2023年2月28日 23時) (
レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 他の方も言ってますが､オリ‘フラ立ってますよ！ルール違反になるので､外したほうがいいですよ！ (2023年2月28日 17時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月26日 21時) (レス) id: dca7301a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2023年2月25日 3時
