下野さん。 ページ16
・
[コンコンコン]
「失礼しまーす。 はい、どうぞ平川さん。」
「あ、ありがとうございます‥‥。
失礼しまーす‥‥。」
私はマネージャーさんにドアを開けてもらいながら恐る恐る中へ入った。
すると目の前に広がるのはたくさんの機械、スタッフさん、そして‥‥──
梶さん！！！！
し、し、下野さぁーんっ！！？
「あ、あ、あぁっ、あ、」
どうしよう‥‥
上手く喋れなくなってきた‥‥っ
「ど、どうしたの平川さん;;;」
「あ、いえっ‥‥」
ちょっと！ マネージャーさんにまで迷惑かけてどうすんだよ！！
平常心、平常心！！！
・
「‥‥──あ、Aちゃん！」
すると、平常心を保っていた私に〈さっきぶり＾＾〉と梶さんが手を振りながらやってきた。
のわーっ！！
せっかくの私の平常心がぁ‥‥
もろくも儚く崩れていく‥‥
「ん？ どうした？」
「い、いや！ 何でもないです‥‥っ！！」
「んー、そう？」
「はいっ」
「そっか。 それならいいけど。
あ、それよりこちら下野紘さんだよー。」
そう言って梶さんはニコニコ紹介する。
そして梶さんの後ろから‥‥
「あ、どーも下野です＾＾」
私は心臓が破裂するかと思った。
ほほほほんものっ‥‥
「は、初めまして！ 平川Aって言います！
ずっとファンでしたっ！ smiledays買いました！」
「えっ、あほんと？w なんか恥ずかしいなーwww」
「いえっ、格好良かったです！！」
「えー、まぁありがとー(笑)」
‥‥あれ、なんか私梶さんの時より普通に喋れてる‥‥？
と、そう思った時。
「はいはいそこまでー。」
梶さんが私と下野さんの間を通って握手していた手を離した。
「あ、」
「はい、紘たんはちゃんと台本もってシュミレーションして！」
「あ、うん。」
「Aちゃんはマネージャーとそこで見ててね」
「は、はい。」
そう言うと、
もうすでに梶さんは自分の役に没頭し始めていた。
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進(プロフ) - 声優さんのはオリジナルに入らないので外してくださいね (2017年2月23日 13時) (携帯から) (
レス) id: ceb3e1785e (このIDを非表示/違反報告)
いっしー(プロフ) - オリフラ外したがいいと思いますよー？ (2016年12月29日 23時) (レス) id: 21ef9b6105 (このIDを非表示/違反報告)
草花 - 梶君の言葉破壊力あり過ぎてワロタ (2016年8月8日 12時) (レス) id: c8aca9f1c7 (このIDを非表示/違反報告)
春花 - 梶さんが私のことを呼んでくれて嬉しかったです (2016年7月10日 12時) (レス) id: c8aca9f1c7 (このIDを非表示/違反報告)
瑞飴瑠海(プロフ) - オリジナル作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年1月1日 19時) (レス) id: 1a7292f5da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2012年8月16日 14時
