検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:73,015 hit

きゅー ページ11

.

「しゃけ〜」

「あ、棘!どうしたの…ってボロボロじゃん!!」


医務室に珍しく棘が来たと思ったら、至る所が傷だらけだった。
そこまで深くなさそうだけど…


「このぐらいの傷なら、A治してみなよ。」


棘の傷を診た硝子さんが私に言う。


「分かりました!」


私が術式を発動すると、段々と棘の傷が薄くなって行く。
治療が終わると、棘は肩を回したり自分の肌を見回す。


「ツナマヨ」

「ううん、治ってよかった!」


私ももう2年以上の付き合いになる棘、大体語彙が絞られててもなんて言ってるか分かるようにはなってきたと思う。
回復した棘は私に手を振って医務室を出ていった?


「ちょっと回復速度早くなったんじゃない?」

「本当ですか?」

「最初はもう少しかかってた気がするから。」

「ふふ、ありがとうございます!」


硝子さんに教わるようになってから、成長してるのが身に染みて分かる。
出来ないことができるようになるのは楽しい。


「人途切れたし、休憩しようか。」


そう言って硝子さんは私にペットボトルのお茶を渡した。
ずっと人が途切れず医務室で動き詰めだったからか、喉はカラカラでお茶を流し込めば喉が潤う。


「伏黒、もうちょっとだから気張んなさいよ。」

「無理そうなら担ごうか?」


あれ…?この声……
廊下から聞こえてくる声、、
私は吸い込まれるように医務室の扉を開けて、廊下を覗くと恵が悠仁に支えられて歩いていた。


「あ、Aさーん!医務室に硝子さんいる?」


恵の隣を歩いていた野薔薇が私に向かって手を振る。
すかさず私は3人の元へ駆け寄り、野薔薇に何があったのか聞く。


「3人別行動してたんですけど、伏黒の所に予定外の少し強めの呪霊がいて、なんとか祓えたけどこんな状態って訳ですよ〜」

「そっか…硝子さん中にいるから」


医務室へ入るとすぐに恵の治療が始まった。

じゅー→←はち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (229 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
808人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

むぎ(プロフ) - ころはな。さん» ひぃえ……嬉しいです……🥺 亀更新で申し訳ないです…更新までもう少しお待ちくださいね!! (2022年1月3日 17時) (レス) id: 2d91872550 (このIDを非表示/違反報告)
ころはな。(プロフ) - 乙骨くんが可愛くて仕方ない……。家族の目の前で「ひぃぁぁぁぁ、、」って変な声出しながら読んでたら家族に変な目で見られちゃいました笑更新頑張ってください!もっと沢山のキュンキュンできる話お待ちしております☆ (2022年1月3日 16時) (レス) @page9 id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 夜四季 星羅さん» ありがとうございます!完結に向けて頑張ります👍 (2021年12月26日 0時) (レス) id: 2d91872550 (このIDを非表示/違反報告)
夜四季 星羅(プロフ) - か,かわいい!応援しています! (2021年12月26日 0時) (レス) id: 24f70973da (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 桃さん» ありがとうございます🥺🥺 更新亀なみに遅いですがお待ち頂けると嬉しいです😌 (2021年12月11日 11時) (レス) id: 2d91872550 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:むぎ | 作成日時:2021年12月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。