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Yutoside
部活が終わってAの部活が終わるのを靴箱で待ってると足音が聞こえた
『 優斗くんごめん！待ったよね 』
「 ううん 、 大丈夫だよ！ 」
『 靴履き替えてくるね 』
「 ゆっくりでいいからね 」
なんでこんな大人っぽく出来てるのかって？
今日の部活の時
〈 Aちゃんって可愛いよな 〉
〈 それな！高橋やめて俺と付き合ってくれないかな 〉
〈 無理でしょ 〉
〈 でも大人っぽい男が好きって言ってたし俺もワンチャン？ 〉
〈 いや、お前は大人っぽくねえから笑 〉
っていう会話を聞いた
今までの俺はどちらかと言うと子供っぽくね大人っぽいとはかけ離れてた
大人っぽくなったら好きとかもっと言ってくれるんじゃないかと思って頑張ってみる
『 おまたせ！』
「 うん 、 行こっか 」
『 え、あ、うん 』
いつもは会った瞬間抱きしめてたからAはびっくりしたように目を見開いてていつも以上にかわいい！
「 あ、手繋ごっか 」
『 う、うん 』
今日は寒かったからAの手も冷たかったから自分の制服のポケットに入れた
『 あの、優斗くん 』
「 ん？ 」
『 熱ある？ 』
そう言って空いてる手で俺の額に手を当てた
「 え？ないよ？ 」
『 でも今日なんか変だから 』
「 そう？ 」
『 うん、なんか落ち着いてる 』
「 実はさAが大人っぽい人が好きって聞いて 」
『 え？ 』
「 俺さ大人っぽいとか程遠いじゃん？ 」
『 まあそうだね 』
「 だから大人っぽくしてみようと思って 」
するとAはうつむいて
『 いいの 』
「 え 」
『 優斗くんは大人っぽくなくていいの
これ以上大人っぽくなっちゃったら私置いてかれちゃいそうでヤダ 』
「 やばい 」
『 え？っわ！！ 』
「 かわいい！！！！ 」
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作者名：K | 作成日時：2019年2月6日 19時
