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19. nb ページ19

舘「ほら、楽屋戻るよ?」


と言って、優しく微笑む涼太に


「ねぇ…、一つだけ聞いてもいい…?」


そう言って、俺は、


「涼太は____のことが好きなんだよね…?」


dt「…っ…!」


涼太の想い人について聞いた。


本当はこんなこと知らない方がいいのはわかってる。


でも、ちゃんと知っておきたかった。


すると、涼太は驚きながらも教えてくれた。


そして、


舘「…翔太には、気づかれちゃったか…。」


そう言うと、涼太は俺の隣に腰掛け、


舘「でも実際、叶わない恋って感じだけどね。」


と、自虐的に、どこか悲しげに笑った。


そんな普段あまり感情を表に出さない涼太の


悲しげな笑顔を見ていられなくて、


俺はずっとずっと、胸の奥に秘めていたことを


涼太に伝えた。

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作者名:Yuma.I | 作成日時:2021年6月8日 14時

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