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「オンニ、気づいて無いかもしれないけどヒョンジンは…」「A！」
スアが何か言いかけたところで、私は誰かに声をかけられる。
声をかけられた方へ視線を向けるとジョングクがいた。随分と久しぶりに会う。
「どうしたの？」
「どうしたのじゃないよ。ファン1号にデビューのこと一言も無しは酷いんじゃない？」
「いや、だって会わなかったし」
「随分と薄情なアイドルだね」
私の発言にジョングクが拗ねたような顔をする。これは話が長くなりそうだと私はスア達の方をみた。
「ごめん、スア。先下駄箱行ってていいよ。ヒョンジンくんもまたね」
二人は顔を見合わせた後、ジョングクにお辞儀をして歩いて行った。
「それにしても、あの画像どうしたの？実物と違いすぎてびっくりしたんだけど」
ジョングクは私のティーザーイメージを思い出しているのか笑いを堪えながら言った。
「そういう作戦だから。落としてから上げる手法ね」
「へえ、俺も使おうかな」
「言ったね。絶対使えよ」
ついに、隠す気を辞めたのか、私の回答にジョングクは笑い始めた。相変わらずの失礼さに安心さえ覚える。
「でも、本当におめでとう。引き抜き失敗したのは残念だけど、Aの歌を聴けるの楽しみにしてるよ」
「ありがとう。自分でもまだ信じられないけど頑張るよ」
「うん。あと今更だけど連絡先交換しようよ。もう卒業するし、アイドルの先輩として困ったことがあったら相談に乗ってあげる」
「あー、そっか。卒業か」
デビューが決まってから、忙しくて気づかなかったけど、既に時期は1月で、卒業の2月まであと1ヶ月もない。
高校生らしく恋愛したり、友達と授業終わりに遊んだり、なんてことは出来なかった3年間だったけど、私に関わってくれた友達やジョングク、スア、それからマークとの思い出が浮かんだ。
「何、寂しいの？」
「少しね」
「俺はやっと卒業できて嬉しいって気持ちが強いけど」
「ドライだね」
「でもAには会えるでしょ。まさか音楽番組の収録であった時、無視してこないよね」
「九十度のお辞儀の練習でもしとくね」
「やめて」
ジョングクと連絡先を交換すると、私は下駄箱で待っていたスアと合流した。
「オンニ、ジョングクさんと仲良いんですね。まさかと思いますけど、好きとかはないですよね？」
「そんなんじゃないよ。ただのファンで友達」
私はジョングクからのスタンプのメッセージにスタンプを返してスマートフォンを鞄にしまった。
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ぷもんぱん(プロフ) - 雪印さん» 私は雪印さんの嬉しいコメントに口角が喜びで直角になりました！ありがとうございますうう！そして優しい言葉に泣いてます😭❤️にやにやしたり泣いたりしながら書きためて更新します！雪印さんもお体に気をつけてくださいね☺️ (5月12日 23時) (
レス) id: 5d475034bb (このIDを非表示/違反報告)
雪印(プロフ) - マクヤ、甘すぎるよ😍電車で読みながらニマニマしちゃいました、、変質者じゃないんです、作品が面白いのが悪いんです。。笑笑これからもお体に気をつけてご自身のペースでの更新を楽しみにしてます❤️ (5月9日 11時) (レス) @page32 id: 15d4b3a6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷもんぱん(プロフ) - うたけさん» コメントありがとうございます☺️少しずつ二人の距離感近づけていこうと思います！ (4月15日 8時) (レス) id: c2d7f1da45 (このIDを非表示/違反報告)
うたけ(プロフ) - 和解してくれてよかったです😭うれしい。。 (4月10日 9時) (レス) @page20 id: 1e0c3d36ae (このIDを非表示/違反報告)
ぷもんぱん(プロフ) - なのこ5546さん» わあ、ありがとうございます😭❤️まだまだツンツンヘチャンが続く予定ですがデレが出るようにがんばります🐻 (3月12日 1時) (レス) id: 67c0d6a598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷもんぱん | 作成日時：2024年3月10日 22時
